小芝風花が明かす、主人公”ミナレ”の第一印象「私とはあまりにも懸け離れた役だった」<波よ聞いてくれ>

ドラマ「波よ聞いてくれ」で主演を務める小芝風花撮影=山下隼

小芝風花が破天荒なラジオDJ役に挑む新ドラマ「波よ聞いてくれ」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。同ドラマは、大ヒット作「無限の住人」で知られる沙村広明氏による「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作で、地上波でアニメ化もされて話題となった人気作を初の実写化。
 
小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く、史上初となるラジオ×テレビのメディアミックス新感覚コメディー。

自分自身とは正反対の”台風の目”に


小芝:原作漫画を見せていただいたとき、表紙のヒロインが金髪だったんですよ。「え、金髪にしていいんですか? 私が!? 」って驚きましたね。ミナレのキャラクターも私自身とはあまりに懸け離れた人物だったので、どうやって演じようと考えていたのですが、いざ金髪にして、個性的でかわいい衣装やメークも決まってくると、そのビジュアルにかなり助けられました。

台本は黒髪で読むより全然しっくりくるし、次はお酒を飲みながら読んでみようかな、とかダラッとしながら読んでみようかなとか(笑)。普段はお酒なんて、セリフを覚えられないと怖いから絶対飲まないですよ! 今回はセリフ量も多いですし…でも、ちょっとほろ酔いで読んでみたら「あ、こういう感じかな」ってふんわりつかめてきた気がします。

喜怒哀楽が激しいミナレに、共感できる点は少ない


小芝:とにかくまともではない人ですよね。失言も失敗も多いし、一方でそれが急にラジオパーソナリティーに抜てきされる事態を招いたりもしますが、人を振り回す台風の目のような人ですね。後先考えずに今感じたことが全て! みたいな点は、周りの反応を気にしちゃう私には全くない部分なので、うらやましくすらあります。

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