――再共演して改めて感じたお互いの魅力はどんなところですか?
草川:匠くんは、カメラが回っていないときも、スタッフさんや周りの動きをちゃんと見ています。ちょうど昨日も、立て掛けていた物がスタッフさんの頭に倒れてきたんです。そしたら、誰よりも先に「大丈夫ですか」と駆け寄って声を掛けていたりとか、リアルにキュンとするようなことをナチュラルにやる人なんだなと。魅力的で、良い意味でずるい男だなと思います。
西垣:この前、稲葉友さん演じる柊くんとシンのシーンを撮ったのですが、その日は拓弥くんがいない日だったんです。やっぱり座長がいるのといないのとでは現場の雰囲気も違うし、始まったばかりで現場の空気も慣れていないときだったので、「僕が何か動かなきゃ」という思いが無意識にすり込まれていて。そしたら、その日一日が終わったときに、なんだかめちゃくちゃ疲れていたんですよ。
それを実感して、これを拓弥くんは毎日やっているんだなと思ったら、座長ってやっぱりすごいんだなと思いましたし、背中で引っ張ってくれていて、僕が気にしていないことまで気にしてくださっているだろうから、すごくありがたいなと思います。
――仲良くなったきっかけやエピソードがあれば教えてください。
草川:仲良くないっすね別に。
西垣:おい!ビジネスか(笑)!
草川:冗談です(笑)。でもすごくうれしかったのは、お互いSNSにも載せたのですが、この現場に入る前に焼き肉に行ったんです。それが現場に入る前の最後の食事かなと思っていたのですが、匠くんから「もう1回行っておきたい」と言ってくれたのはうれしかったですね。お互いそんなに積極的に誘うタイプではないのですが、珍しく行きたいと言ってくれたので、うれしいなと思いました。
西垣:それが本読みの日だったんですよ。翌々日ぐらいからインだったので、いまどう思っているのかなと思って。シーズン2をやることもそうだし、脚本に対してもそうだし、どうやって演じるかとかいろいろ聞きたいなと思って誘いました。
二人でお酒を飲みながらご飯を食べていたのですが、本当に一個だけ許せないのは、僕が糖質制限中って知っているのに、目の前でずっと白米を食べていたんですね。「〆食べていい?」って言い始めて、半熟卵のご飯を食べていたんですよ。それだけは根に持っています。
草川:(笑)。糖質制限しているとちらっとは聞いていたのですが、お店を取るときには全然気にしていなくて忘れちゃってたんですよね。目の前に糖質の塊たちがいっぱいあって、申し訳ないと思いました(笑)。
――今作の撮影で新鮮に感じたことはありますか?
西垣:今回、コインランドリーがそんなに出てこないんですよね。
草川:「みなと商事コインランドリー」なのに、コインランドリーが昨年ほど出てこない(笑)。
西垣:だから結構全部が新鮮ですね。演じる僕たちもそうだし、視聴者の方もそうだと思います。
草川:もちろんメインの舞台はコインランドリーなのですが、いろいろなところに行くので、役とかじゃなく純粋に楽しいし、全部が真新しくて新鮮ですね。
西垣:あとは、僕と柊くんとの絡みがちょっと増えます。シーズン1のときは豊嶋花さん演じる妹の桜子のお迎えに行って会釈しただけだったので、今回がっつり会話するところがあって楽しかったですね。
草川:他にも、奥智哉さん演じる英明日香とシンが制服じゃないです。もう大人で、すごいですよ。「スタイル良い!」と思いました。
西垣:それは制服のときでもそうだっただろ(笑)!
草川:いやいや、制服のときと感覚が違うの!細身のシャツで、なんかすごく大人っぽい。制服も制服でちょっと恋しい部分もありますが、いいですよすごく。
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