ハリウッドの最前線で活躍を続ける両親を見てきたエヴァーがエンターテイメント業界に興味を持つのもいたって自然なこと。「5歳くらいの時には俳優になりたいことに気が付いていました」と過去の取材で話しているエヴァー。
「子役として活動するには、確実に子供時代の大半の時間を費やすことになります。私のお母さんは私に普通の子供時代を過ごしてほしかったんです。でも私は女優になりたかった。なので5歳頃からずっと追い求めてきました。みんなにしつこく、いつになったらオーディション受けさせてくれるの~?演技の授業受けさせてくれる~?って感じに」と、演技の道に進むことが長年の夢であったことを明かした。
2016年に公開された「バイオハザード:ザ・ファイナル」で待望のスクリーンデビュー。その後、オーディションで役を勝ち取り、2021年公開のMCU映画「ブラック・ウィドウ」で本格的に俳優としてのキャリアをスタートさせる。
「ブラック・ウィドウ」でエヴァーが演じたのはスカーレット・ヨハンソン演じる主人公ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの少女時代。エヴァーは髪色を青に染めて、妹思いなナターシャを熱演。ロシアのスパイである両親の元に生まれたがゆえに、追手から逃げることになるという役どころだったが、緊迫感満点の冒頭10分以上を感情豊かに演じ、観客を釘付けに。目たっぷりに涙を浮かべるシーンは観る者の心を揺さぶり、デビュー作とは思えない見事な演技をみせた。
親の七光りとは決して言わせない実力を見せつけたエヴァー。この度、配信される「ピーター・パン&ウェンディ」でも幼い頃から磨いてきたスキルを発揮。「4歳の時からテコンドーを習っていて、「ブラック・ウィドウ」でも「ピーター・パン&ウェンディ」でもスタントシーンをする際のタメになりました」と、早くも母譲りのアクションの才能を開花させているようだ。
出演3作目にしてメインキャストという大役の座を射止めた本作ではピーター・パン役アレクサンダー・モロニーはじめ同世代のキャストと過ごす時間が多かったそう。「素晴らしい友達ができました。離ればなれになるのは悲しかったです」と話し、3、4カ月ほどの撮影期間でかけがえのない友情を築き上げたことを明かした。
「ブラック・ウィドウ」ではロシア語を「ピーター・パン&ウェンディ」ではイギリス訛りの英語を披露しており、言語を自在に操るエヴァー。そんな彼女が今勉強しているのは、なんと日本語!「言語を習得するのが大好きなので、自由な時間があれば日本語を勉強しています」と勉強熱心な一面をみせた。
実は去年の4月にも自身のInstagramで流暢な日本語を披露。「日本のみなさん、こんにちは~。私は最近、日本語を勉強しています。私の日本語はいま、まだまだですが、もっと上手になりたいです」と動画を投稿。「どうして日本語を勉強しているかというと、日本に行ったとき、みなさんと日本語で話せるようになりたいからです」と日本のファンにとってはたまらなく嬉しい理由を明かした。
「私の両親は日本に何度も行っているので、たくさん好きな場所があります。私はいま14歳ですが、日本に行ったときに何をしたらいいか、どこに行ったらいいか、おすすめはありますか?」と話すエヴァー。一日も早く来日して、日本を満喫してほしい。
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