日が変わり、楓との関係に傷ついて会社をズル休みした新名を心配したみちは、自身も午後休を取って気分転換に付き合う。「体を重ねればそこに愛がある」と思っていたが、そうではなかったと気付いた新名の思いに、みちも共感した。そんな2人は帰り際にキスを交わす。みちは間違っていると思いながらも求め合ってのことに「懐かしい、優しいキス」と思うのだった。
自宅に戻り、トイレに座りながら新名にメールするみち。入れ替わるようにして入った陽一も三島にメールしようとした。その日、陽一は三島と体の関係を持ってしまい、「なかったことに」あるいは「内緒に」と文字を打ち直そうか、考えていた。
このトイレのシーンにも「リアル」という声が寄せられ、一時Twitterのトレンド1位に浮上する反響となった。
ラストでは、熱が出て体調不良になったみち。心配していったん仕事に行ったものの戻る陽一と、仕事の途中で病欠を知っておかゆなどを買ってみちの家へ急ぐ新名。さらに、新名の変化を感じていた楓が、車のナビで前日に新名が出かけた先を見つけるという展開に。
“あなたがしてくれなくても”という思いがどのような方向に進むのか、混迷する4人の行く末に引き付けられる。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）