――颯を演じる中本さんのキャスティング理由を教えてください。
今回主演メンバーのキャスティングはエイベックスさんが中心にやられていて、中本さんに関しては、弊社にドラマ化企画の提案をいただいた時点でエイベックスのプロデューサーから既にオファー中の状況でした。
中本さんを颯役としてクールドジ男子を実写ドラマ化したい、と。ドジとは程遠い、まさにクールでかっこいいイメージの世界的なスターである中本さんが、ドジをしてしまう大学生を演じるというギャップがこの作品に絶対ハマると、と熱弁されてました。
中本さんのInstagramやSNSなどを中心にお名前はもちろん知っていた中で、元々、世界的に活躍する方を主演に据えたものをやってみたいというは弊社の中にもあったので、出演いただけたらすてきだなと思いました。
正式に中本さんが決まったと報告をいただいた時は、スタッフ一同「やったー!」という感じでしたね。テレ東社内でも、今後もどのような反響が生まれるのか、とても期待感が強いです。
――今作がドラマ初出演となる中本さんの演技はいかがですか?
すごく器用で柔軟な方だなと思います。それは演技だけでなく、カメラが回っていないところでの振る舞いが地に足がついているんです。アイドル性もあり、勤勉で演技も真面目に取り組む方というイメージが強いです。
なので、お芝居も最初から落ち着いた味のある演技をしていらっしゃって。監督含め、演技に対する不安は全くなく、お世辞抜きで本当に上手でした。
颯は元々の中本さんの雰囲気とは少し違うキャラクターなので、そこのチューニングは難しかったと思うのですが、監督とうまくコミュニケーションを取りながらやっていただいていたなという印象です。
――では、中本さんご自身の印象を教えてください。
すっごくキラキラしている部分と、堅実な部分というのが共存している方で。来日をした日に衣装合わせや顔合わせをしたのですが、その時からコミュニケーションの取り方が上手で…まさにスターなんです。その後、打ち合わせとか台本の話やお仕事の話になると本当に真面目で、“絶対に誰からも好かれるだろうな”という印象です。
――瞬を演じる藤岡さんはどういった部分に魅力を感じてオファーされたのでしょうか?
実写化するにあたって、原作の再現度を大事にしていたので、キャストを決める上で身長やお顔の雰囲気に比重を置いていたんです。そんな中で、藤岡さんの雰囲気が近かったというのと、かわいさもある一方で高校生特有のちょっとツンツンした感じも表現できるんじゃないかなと思いオファーさせて頂きました。
――実際に藤岡さんの演技をご覧になっていかがですか?
藤岡さんってお若いと思うのですが、すごく器用な方だなと。それに、ご本人の雰囲気や魅力が(役から)透けて見えるような自然さを持っていらっしゃって。きっと、もともと藤岡さんが持っている部分と、瞬が持っている部分をうまく融合して表現されていたのかなと思いました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)