池松壮亮、柄本佑・森山未來と『シン・仮面ライダー』を語る座談会映像が解禁「3人はこれ以上ないメンバー」

2023/05/01 19:00 配信

映画 動画

映画「シン・仮面ライダー」でライダーを演じた森山未來・池松壮亮・柄本佑(左から)(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会

池松壮亮柄本佑森山未來が仮面ライダーを演じた映画「シン・仮面ライダー」のスペシャル座談会映像が解禁された。

仮面ライダー0号の動きやクライマックスの激闘までエピソード満載


本作は、仮面ライダー生誕50周年企画作品のひとつで、石ノ森章太郎の原作コミックスの“原点”をリスペクトし生まれた、新たなオリジナル作品。脚本・監督を庵野秀明が務め、本郷猛/仮面ライダーを池松、ヒロイン・緑川ルリ子を浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号を柄本、さらに森山がチョウオーグ/仮面ライダー第0号を演じている。

このたび、池松、柄本、森山のトリプルライダーによるスペシャル座談会映像が解禁となった。座談会では、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見のエピソードが収められている。

池松壮亮「敵味方はもちろんありますが、3人はこれ以上ないメンバー」


――お三方は古くからのお付き合いなのでしょうか。

森山:僕と池松くんは今回が初共演です。

柄本:僕と池ちゃん(池松)は過去に映画「夜のピクニック」のときに一緒にやらせてもらいましたが、すれ違ったくらいでした。今回がほぼ初共演です。(森山)未來さんとは色々な会場で偶然会って話して、ということはありましたが、同じシーンに存在していることは初めてです。

――本作で共演すると知ったときのお気持ちはいかがでしたか?

池松:とてもうれしかったです。敵味方はもちろんありますが、これ以上ないメンバーで「この3人で『シン・仮面ライダー』を作っていくんだ」と思うとワクワクしました。みんな30代ですし。

柄本:そうそう。テレビシリーズの「仮面ライダー」はもっと若い子たちがライダー役をやる印象ですが、こういう世代の僕らが仮面ライダーをやれるのは面白そうだと感じました。現場に入ってからのナチュラル感は最初から出来上がっていました。

森山:この皆さんとできるのがすごく楽しみであると同時に、庵野秀明さんがどういう演出で世界観をまとめてくるのかを知っておきたいと思いました。決めないなら決めない、わからないならわからないでいいけど、どういう体制なのかを前もって知っておきたかった。

スーツアクターでなく演者が変身後もアクションを行うかもしれないという話だったので、芝居しながら戦うのか、殺陣をどう付けていくのかを打ち合わせたいと思い「1回、3人で話せませんか」と提案しました。どういう風に芝居の質感を作っていくのか、例えば劇画調なのかナチュラル目でいくのかを知る場にはなったけど、その答えも基本的には僕らに委ねるというものでした。

現場でもそうでしたが、ある演出・シチュエーションみたいなものは骨組み的にはあるけれどもどう肉付けしていくのか、その入り口は庵野さん以外のスタッフや僕ら俳優が作ります。僕が現場へ入る前にお2人はすでに体験されていたし、「そういうものになるだろうな」という想定は僕の中にもありました。

与えられた本や演出で自分たちが受け身でいればよいというより、もうちょっと自発的、能動的な空気感になりそうというのはみんなシェアしていたのかなと思います。