なにわ男子・高橋恭平が、5月1日に都内で開催された映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の大感謝祭舞台あいさつに登場。ヒロイン役を務めた畑芽育と共に、「この作品は自分にとってどんなものか」の質問に直筆の書で想いを綴った。
同作は、「月刊デザート」(講談社)にて連載中の亜南くじらによる同名コミックが原作。なにわ男子・高橋が陸上部のエースで学校一のイケメンの主人公・千輝くんこと千輝彗を演じ、畑はヒロインの如月真綾役を務めている。
3月3日より公開されている今作。役衣装で登場した畑は「本当に久しぶりに、こうして制服で来て皆さんとお会いできてすごく嬉しい気持ちでおります」とにっこり。自身の初主演作を映画館で観たと振り返った髙橋は、なにわ男子のメンバーからも褒めてもらったと言い「いつも少女漫画原作とかをこう自分が見て楽しんでる立場だったので、それがこうしてスクリーンで自分が出てると考えるとすごい感慨深かったです」と回想。
イベントでは「この作品は自分にとってどんなものか」を公開生披露で書で表明することになり、高橋は「(書道は)小学生ぶりか、なんかの企画でやったことがあったかぐらいですかね」と緊張気味。言葉通り、なかなか筆が進まず畑とそれぞれの進行状況を見ながら、試行錯誤しながら高橋は「千輝はオレの生様」、畑は「宝物」とそれぞれ書き上げた。
高橋は書に込められた想いを問われると「撮ってる期間は本当に楽しかったりもしたし、学ぶことも多かったです」と充実感を滲ませ「本当にいい作品ができたと思うてるので、この作品が俺の生き様かなていう感じのです」と説明。MCを務めた青木源太アナから「送りがなの『き』が入るとなおよかったかもしれないです」とフォローされると高橋は「まぁ、そこはね(笑)」と爽やかな笑顔を振りまいて煙に巻いていた。
畑は「私自身こう20年お仕事をやってきたんですけど、自分の中でこう代表作だって言えるものだったりは、今まで胸を張っているものなかった」と回想しながら「千輝をやらせてもらえて、自分の代表作だって胸を張って言えるようになったっていう、すごくターニングポイントになった気持ちがあって、自分にとってもこの作品が一生の宝物になったっていう気持ちを込めて『宝物』にさせていただきました」と胸を張っていた。