――本作に出演が決まったときのお気持ちは?
貴島プロデューサーに「どんな役でも、一瞬でもいいから参加させてほしい」と無理を承知で直訴していたので、出演が決まった時はうれしかったです。一番最初は「こころたちが飲む血のドリンクのパッケージのキャラクター(初代ドラキュラ)にしようかな~」と聞いていたので、数々の名優たちが演じたドラキュラの役を演じることができる、と胸を躍らせていました。
――虎松の父親で、過去の殺人事件の犯人という一条彪牙を演じてみていかがでしたか?
ドラキュラの役だと勝手に思い込み、写真だけの参加とはいえ、長い時間をかけてドラキュラを調べ上げ完璧な役づくりをしていたのですが、「吸血鬼じゃなくて殺人鬼でもよいですか?」と連絡を受け、人間の役だと知った時は真っ白になりました(笑)。でも、名前のある役で、しかも少しだけですがせりふもいただけたので、今できる自分の全てを注いで演じさせていただきました。
――共演された高畑さんと田中さんの印象をお聞かせください。
高畑さんはどんぐり姫。田中さんは職人。
――現場のキャストやスタッフの雰囲気はいかがでしたか?
ポイント参加の自分をいつでも明るく楽しくハッピーな空気感で迎え入れてくれて感謝しています。大虐殺シーンの撮影でも現場にはハッピーな空気が流れていたので、この人たちは本物だと畏敬の念を抱きました。信頼を寄せている貴島P一座のスタッフの皆さんと、また一緒にお仕事をすることができて幸せでした。
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「unknown」を見ていただいたら、きっと優しさに包まれると思います。優しさに満たされた温かい気持ちを、大切な人にも知らない隣の人にも分けてあげられたら、優しさが広がって愛にあれた世の中になりますね。このドラマはそんなすてきな可能性を秘めたドラマです。どうぞ最後までお楽しみください。
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