2016年に放送されていたアニメ「クラシカロイド」(NHK Eテレ)の第2シリーズの放送が決定し、新キャラクターや劇中音楽のプロデューサーが発表された。
同番組は、音楽で町おこしをする地方都市に住む高校生・歌苗(かなえ)と奏助(そうすけ)の前にベートーヴェン、モーツァルトなどの実在する音楽家たちと同じ名前で、自らを“クラシカロイド”と呼ぶ謎の人物たちが現れ騒動を起こすことから始まった音楽コメディーアニメ。
クラシカロイドたちが奏でる“ムジーク”という奇妙な力を持つ音楽は、クラシックをミュージシャンたちがアレンジした番組オリジナルの楽曲になっている。第1シリーズでは、バッハやショパン、シューベルトらの楽曲を布袋寅泰、tofubeatsやつんく♂などの個性豊かなプロデューサーたちが提供した。
第2シリーズでは、新たに登場する金髪の少年・ワーグナーの音楽を、「関ジャム 完全燃SHOW」(毎週日曜夜11:10-0:05ほか テレビ朝日系)で自身の楽曲制作のプロセスを公開し話題になった音楽プロデューサー・蔦谷好位置が担当することが明らかになった。
蔦屋は、自身がアレンジをするワーグナーについて、「本当にこれが一人の人間がやったことなのだろうか?と信じられないほどの離れ業を生涯かけてやってのけた人です」と言い、「そんな彼の音楽の魅力が少しでも多くの人に伝わり興味を持ってくれる人が増えたらうれしいです」と語った。
さらに、新キャラクターでコビトカバのドヴォルザークを担当するのは、「PENICILLIN」のギタリスト・千聖に決定。
本シリーズより監督を務める馬引圭は、「あっと驚くような2名(?)の新キャラクターが加わって、闇鍋感があふれていた作品がさらにその闇を深くスパークさせております(笑)」とコメントした。
アニメ「クラシカロイド」はNHK Eテレで毎週土曜深夜0:00から再放送中。新シリーズへ向けて予習しておこう。
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