“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン、今後挑戦してみたいのは「メインキャラクターがゾンビの作品」<大阪コミコン>

2023/05/06 16:10 配信

ドラマ 映画 会見

マッツ・ミケルセン※ザテレビジョン撮影

今後のキャリアの話で、6月30日(金)に全世界同時公開となる出演映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」の話題も。作品のオファーを受けた時のことについて、マッツは「とってもハッピーです。オファーを頂く1週間前に友人と話をしていて、『今までマーベルも出たし、スター・ウォーズも出たし、足りてないのはインディ・ジョーンズですね』と言われたところで、その1週間後に電話(本作のオファー)を受けたんです。なので喜びのテキストメッセージを送りました」と、意外なエピソードを告白。

そして、今作で演じる“インディ・ジョーンズの宿敵”フォラーという役どころについて「全部言ってしまいたいんですけど、そしたら皆さんを(ネタバレを防ぐために)殺してしまわないといけないんで…」とジョークを飛ばしつつ、「今お話できるのは、このキャラクターは科学者で、1930年から40年代にドイツにいた人です。ピンとくる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?」と紹介。

続けて、作品の見どころを「自分が出たところですと、電車での結構長いシーンがあるんです。かなりドラマチックできれいなシーンになっていますので、楽しみにしてください!」とアピールし、「日本は本当に美しい国です。皆さんとても素晴らしいので、そのまま変わらずにいてください。また来ます!」とファンにメッセージを送り、ステージを後にした。

「大阪コミコン」とは


「コミコン」とは「コミックコンベンション」の略。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてアメリカで開催されたイベントが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーの祭典で、日本では2016年に「東京コミコン 2016」として初開催。第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リーや、クリス・ヘムズワース、ヘイデン・クリステンセンなど、豪華セレブゲストが登場している。

なお、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズはディズニープラスで配信中。

◆取材・文・撮影=月島勝利

マッツ・ミケルセン※ザテレビジョン撮影