壁を作らず気楽にやろう、と気持ちを新たにした颯だったが、蒼真に目をそらされ、「まだ怒ってる!」とビクビク…。だが、颯が失敗した時、すかさずフォローしてくれて、「コワい人じゃないかも」と思い直す。そして勇気を出して、フォローのお礼とさっき道をふさいだ事を謝ろうとしたところ、また顔をそむけられてしまった。
颯の謝罪を遮るように「ごめーん!」と言う蒼真。「さっきから面白すぎて」と言いながらクックと笑い続ける彼を見て、何にそんなにハマっているのかわからないといった表情の颯に、カウンターに居た瞬(藤岡真威人)が、「気にしなくていいっすよ。コイツ、“ツボ浅男”なんで」と話しかけてきた。瞬と蒼真は、瞬が犬の散歩をしていた公園で知り合ったのだが、蒼真がバイトしているこの店の、店長の弟が瞬というすごい偶然の、ある意味運命的な関係だ。
蒼真は「さっき面白かったね!お互い通せんぼみたいになって」と言い、颯の顔を見たら思い出して笑っちゃうから避けていたのだと告げた。全ては颯のネガティブから来た思い過ごしだったのだ。そして、颯がここで働こうと決めたバイト募集のチラシを蒼真が作った事、彼が専門学校生だという事も知り、蒼真を高校生だと思い込んでいた颯は、「どこの高校?とかきかなくて良かった…」と、内心ほっとするのだった。
このドラマではCM前に、白づくめのファッションでキメた彼らが「クールドジ男子」と言うスポットが毎回違うバージョンで入るのだが、今回はYUTAと川西の2ショット。川西の肩をグッと抱き寄せて超クールにキメる2人は、劇中の“ネガティブ颯”と“クスクス蒼真”とは別人。NCT127とJO1の本領発揮で、深夜に心拍数と血圧を上げにかかってきた。ドラマのほっこり癒されトーンと、このCM前セクシー&クールショットのギャップもこの作品の魅力だ。
今回で、颯、蒼真、瞬は打ち解けた様子。まだ颯としか深くかかわっていない三間も、次回から瞬や蒼真とも絡んでいくようだ。タイプの違う“クールドジ男子”が4人で絡んだ時のケミストリーが今から楽しみだ。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョンドラマ部
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