コスプレイヤー・かりんちゃま、“腰のくびれ”を意識した衣装で魅了「きれいに着こなすため体を絞ってきた」<AnimeJapan>

2023/05/15 12:10 配信

グラビア

「Fate/Grand Order」ネロ・クラウディウス/かりんちゃまさん撮影:ソムタム田井

コスプレイベントといえば、会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメや漫画、ゲーム、さらにはこれからはやりそうな作品まで分析できる…というところも、参加する上での楽しみの一つ。本記事では、各種イベントで見つけた魅力溢れるコスプレイヤーたちをピックアップ。メークや衣装制作、キャラクターに似せるための体づくりなど、それぞれにコスプレに対する“こだわりポイント”を、ひと言コメント形式で話してもらった。

セクシーさとかわいらしさの雰囲気を再現


一番見ていただきたいのは、ぴょんと跳ねたウイッグのアホ毛です。どんなに風が吹いても、雨が降っても、きれいなアーチが崩れないように、形と角度には徹底的にこだわって再現しました。それともう1点、こちらの衣装は腰のくびれも特徴的なので、ボディーラインがきれいに見えるように体を絞ってきたところもこだわったポイントです。(「Fate/Grand Order」ネロ・クラウディウス/かりんちゃまさん)

セクシーさとかわいらしさを併せ持つキャラクターなので、その雰囲気を再現したくて。原作コミックを読み返しながら、表情の作り方やポージングを練習してきました。モモちゃんの小悪魔っぽさを表現できていたらいいんですけど、いかがでしょう?(笑)(「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス」モモ・ベリア・デビルーク/たまにゃんさん)

ウイッグの質感と色味にはこだわりました。特に色味は、照明の当たり具合で違った印象になってしまうので、今回の環境でちょうどいい見え方になるように、いろいろ探してベストなウイッグを用意しました。(「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」桜島麻衣/杏野ゆりかさん)

こだわったのは前髪の立ち上げの再現です。ここをうまく再現できないと雰囲気がガラリと変わってしまうので、きれいな形に見えるように頑張って調整しました。(「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」システィーナ=フィーベル/ぷおぷおさん)

人気アニメのヒロインに扮したコスプレイヤーたちがずらり


こちらのインタビューは、3月25日、26日に東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2023」で実施したもの。最新アニメの情報発信をはじめ、人気声優陣によるトークステージ、会場限定グッズの購入など、見どころ満載となった同イベントには、二日間で10万人を超すアニメファンが来場。“完全復活”にふさわしい賑わいを見せた。

そんな「AnimeJapan 2023」に続き、今後も「ワンダーフェスティバル2023[夏]」(7月30日、幕張メッセにて開催)や「世界コスプレサミット2023」(8月4~6日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)、「コミックマーケット102」(8月12日、13日、東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントは全国で多数控えている。

はたしてそれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメや映画などをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。

◆取材・文=ソムタム田井