――ライブ配信を始めた当初はどのような配信を行ったのでしょうか?
リスナーさんの方が私より17LIVEについて詳しく、アイドルがライブ配信を始めてぶつかる壁も理解していたので、配信の中でたくさんのアドバイスをいただきました。
――そして、「新人ライバーの進撃」イベントでは1位になったわけですが、競い合うイベントに参加してみていかがでしたか?
本当に過酷でした(笑)。特にイベントの中盤は、ここで辞めてしまったら今までの努力が無駄になってしまうし、かといって配信を続けるのもだんだんつらくなってきてしまい、山を登っている感覚に近かったです。
――そんな過酷な経験をしたライブ配信で学んだことを教えてください。
イベント期間は毎日9時間配信を行い、楽しいだけじゃなく大変なこともあったので、ライバーのトップになることは相当厳しい世界だと実感しました。トップを目指してライブ配信を始めるのもいいんですが、ライブ配信は自分で発信ができる場なので、夢を叶える過程にライブ配信を始めるのも1つのルートになると実感しました。
――ライバーに興味がある方、ライブ配信を始める方にアドバイスをお願いします。
まずは一歩踏み出す勇気。配信を始めてからは、自分で配信する時間を決めて継続することが大事です。また、音が出せない環境で画面しか見ていないリスナーさんもいるので、リアクションにジェスチャーを加えることも心がけていました。あとは、自分の好きなことに対して、熱量を持って話すことが大切だと思います。
――1年間毎日ライブ配信を完走した現在は、どのような活動をされていますか?
日本ではインフルエンサーやモデルの活動を中心に活動しています。また、韓国や中国のトレンドを日本に届けていきたいので、最近では、中国語と韓国語の語学勉強教室に通っています。
――現在のお仕事でライブ配信の経験が活きていると感じることはありますか?
ライブ配信で画面に向かってトークをすることに慣れていたので、Instagramでアパレルブランドのライブ配信にゲストで出演した際に、商品説明などがスムーズに話せるようになりました。
――韓国や中国のトレンドを日本に伝えようと思ったきっかけは
アイドルの時から、韓国や中国のファンが結構いてくださったので、海外の方たちに何か発信したいと思ったことがきっかけです。また、韓国や中国はトレンドの発信元になることが多いので、日本のトレンドを海外に発信するより、韓国や中国のトレンドを日本に伝える架け橋になりたいです。
――今後どのような活動をしていきたいですか?
将来は、中華圏で活躍するKOL(※中国のインフルエンサー)になりたいです。日本に来た外国人が、カフェや観光スポットを探すのにどのインフルエンサーを見たらいいのか迷ってしまうことがあると思うので、PR大使になってカフェや観光スポットを紹介して海外の方が情報収集する手助けをしていきたいです。
※KOL=「Key Opinion Leader(キーオピオニオンリーダー)」の略で、特に中国の消費者の購買意志決定の際に強い影響力を持つ、なんらかの専門性を持ったインフルエンサーを指す
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