これまでの経験から、自分と仲よくしてくれたことが原因なのではと考えた綾華。実は、高校時代に神山も自分と仲がよかったことでいじわるをされ、綾華は距離を置くことにしたのだった。
東郷はそんな本当の思いは知らなかったが、落ち込む綾華のため、ハチからケーキを買うというアドバイスをもらう。
その夜、綾華への差し入れを買い、気遣ってくれる東郷に、綾華は「もう、うんざりなんです!」と叫んだ。「分かった。でも食事だけはしろ」と頭にポンと手を置いて部屋を出ていった東郷。綾華が差し入れの紙袋を確認すると、そこにはケーキではなく、綾華の好物である納豆やキムチがたくさん入っていた。
急いで東郷の元へ行き、「社長と私は仲よくなる必要、まったくないんです。私といたら、みんなひどい目に合うんです」と綾華。そして「好きになったらどうするんですか?」と言ってしまい、すぐに否定するが「このまま一緒にいたら社長、不幸飛び越えて地獄行きですよ」とつらそうに言った。
すると、東郷は「だったら、俺が地獄に行くの見てろ、一番近くで。そんなの妄想だったって証明してやる」と返した。
「夫婦だから」そうするのだという東郷だが、契約をすでに飛び越えた思いが感じられた同シーン。視聴者からは「心臓鷲掴み」「最高にゾクゾクした」「グッときた」「最強パワーワードがいっぱい詰まってて、今日イチシーンだった」などと感想が相次いだ。
その後も、新婚旅行の箱根で綾華が買ったペアのキーホルダーの片割れを、綾華の愛犬の首輪につけているのではという疑念が晴れたときに「マンマミーア!(なんてこった)」と叫んで笑顔で喜ぶシーンも。
わざわざ東郷を飲みに誘い、自分と綾華が「初恋でした、お互い」と打ち明けた神山の存在が不穏ではあるが、綾華へツンデレながら真っすぐに思いが向かっている東郷を信じて、次の展開を楽しみに待ちたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)