舞台『ブルーロック』の東京公演が5月11日より東京・サンシャイン劇場にて上演される。開幕に先駆け5月10日に公開ゲネプロが行われた。
「週刊少年マガジン」連載中の大人気サッカー漫画を原作にした本作。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合によって “ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトに集められた300人の高校生FWたちの戦いを描く。主人公の潔 世一を竹中凌平が演じるほか、蜂楽 廻役の佐藤信長、國神錬介役の松田昇大、千切豹馬役の佐伯亮らが出演する。脚本・演出は伊勢直弘が手がけた。
本作で描かれるのは“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト一次選考の様子。立体的な舞台装置の中をキャスト陣が入れ替わり立ち替わりで駆け抜け、臨場感ある掛け合いを生み出す。キャラクターたちの“覚醒”の瞬間や、“怪物”が現れる様子も、舞台ならではの演出と迫真の演技で表現。また熱くスリリングな掛け合い、プロジェクションマッピングを巧みに使った演出で、舞台上は終始にわたり熱気があふれていた。
なおキャストの中にはサッカー未経験者も。本作のためにサッカーの練習も行われたといい、ストーリーのみならず、リアリティにあふれた迫力あるプレイシーンも見どころのひとつとなっている。
舞台『ブルーロック』東京公演は5月11日(木)から5月14日(日)に東京・サンシャイン劇場にて上演。また5月14日(日)17:30開演の東京大千秋楽公演が、DMM TVにてアーカイブ付きライブ配信される。
■取材・文/小林千絵
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