【漫画】意識しちゃうよ…身長を競い合う男女に訪れた胸キュンすぎる展開に反響続々「こんな青春したかった…!」

2023/06/23 18:30 配信

芸能一般 インタビュー

胸キュンが止まらない…イトノコさんの『身長を気にする幼なじみ』 が話題画像提供:イトノコさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、身長差をからかいあっていた幼なじみ男女が徐々にお互いを意識し始める様子を描いた漫画『身長を気にする幼なじみ』をピックアップ。

作者のイトノコさんが4月11日に本作を自身のTwitterに投稿したところ、想像以上の胸キュン展開が話題を集め、11.6万以上の「いいね」が寄せられ反響を呼んでいる。この記事ではイトノコさんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについて語ってもらった。

身長なんてもうどうでもいい…エモすぎる2人の関係に「萌える」

『身長を気にする幼なじみ 』より画像提供:イトノコさん


幼なじみの2人は小さい頃から身長を競い合ってきた。年長さんの頃は誕生日の早い男の子の方が背が高く、「オマエちいさいな!」と女の子をからかっている。しかし、小4になると成長期の早い女の子に背を抜かれ「ちっちゃいねえ かわいー笑」と逆にからかわれてしまう。

身長を抜く度にからかう立場が変わっていた2人だったが、思春期を迎え少しずつお互いの気持ちに変化が起き始める。高校3年生になり身長の止まった2人は、まさかの同じ身長で…。

成長とともに変わっていく幼なじみの関係性を描いた本作。Twitter上では「こんな青春したかった…!」「萌える」「身長差ってたまらん!」「これは無形文化遺産」「心の奥がホワった」など読者からのコメントが寄せられ反響を呼んでいる。

自分の周りで起きたことや目撃したことを元に想像を膨らませて作品に 作者・イトノコさんが語る創作の背景とこだわり

『身長を気にする幼なじみ 』より画像提供:イトノコさん


――『身長を気にする幼なじみ』のお話を描こうと思ったきっかけや理由があればお聞かせください。

ずいぶん昔ですが、高校時代に身長差が殆ど無いカップルが廊下でイチャイチャしているのを見てかわいいなと思った思い出からです。

漫画を描き始めてから、たまに思い出しては描こうと思っていたのですが、元々は男子が背が高いカップルが好きで、描くことにあまり慣れておらず時間がかかることもありなかなか描けないでおりました。ふとした時にすごく描きたくなり、描いてみました。

――本作では、身長を競い合う中で徐々にお互いを意識し始める2人の展開に多くの読者がトリコになりましたが、作画の際にこだわった点や意識した点はあるのでしょうか。

大きい方が偉そう、嬉しそうに見えるといいなと思いながら描いていました。小さい方は3枚とも微妙に心情が異なると思うので、違いが出せるといいなと思いながら描きました。

――本作の中で、イトノコさんにとって特に思い入れのあるシーンやセリフがあれば理由とともにお聞かせください。

描いている途中〜描き終えた後はまた色々なシーンに思い入れができたのですが、やはり描いたきっかけでもある4枚目です。

高校時代に目撃したワンシーンなのですが、その際一緒に見ていた友人女子(背が高く経験豊富め)が「身長近いとキスしやすいんだよ」と言っていて当時の自分には刺激が強かったのと目から鱗で笑、ずっと覚えていて。漫画を描き始めてからいつか使いたいと思っていたセリフでした。

――イトノコさんは本作以外にも、『2歳差の幼なじみ』など幼馴染の恋愛をテーマにした作品を描いていますが、物語を創作するにあたってどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

「身長を気にする幼なじみ」も高校時代に目撃した思い出からですが、自分の周りで起きたことや目撃したことを元に想像(妄想?)を膨らませることが多いです。「2歳差の幼なじみ」も小学校の授業参観に行って小4と小6の体格差を目の当たりにしたことからできました。

――イトノコさんが今後描いてみたい漫画のテーマや挑戦したいことがあればお聞かせください。

今まで通り、どこにでもありそうな男女の恋愛を描きたい気持ちが大きいです。挑戦したいのは主要人物が複数名で気持ちが変化したり交錯したりするようなお話です。複雑な物事や心情を考えるのが苦手でどうしてもほぼ2人だけのお話になってしまうのですが、いつか描いてみたいです。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

作品を見ていただきありがとうございます。いつもみなさまの反応に励まされ、助けていただきながら続けてこれております。これからもあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。