見た目はクールで超カッコいいのに、ドジなミス連発の“愛され男子”4人の日常をハートフルに描くドラマ「クールドジ男子」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京系)。5月12日放送の第5話で、蒼真(川西拓実)と三間(桜田通)が蒼真の兄を介して繋がっている事を自覚した。(以下、ネタバレを含みます)
このドラマは、同名の人気漫画が原作。ドジさえもクールにキメてしまう4人の“クールドジ男子”が、ドジをきっかけに運命の出会いを果たし、コンプレックスや将来への不安、仕事の疲れ、隠している承認欲求などの悩みを抱えながら、時にはお互いを支え合い、少しずつ友情を育くんでいくストーリーだ。
蒼真は、兄・爽太(佐野和真)の部屋に居候中。兄が家賃を負担してくれている分、自分は家事で手助けしようと、最近、バイト先のカフェの店長・あさみ(佐藤玲)に料理を習っている。先日は牛丼を作ってみたが、砂糖と塩を間違えて悲惨な結果に…。いつもなら自分のドジっぷりに笑ってしまう蒼真だが、これは笑えないレベルのマズさだった。
しかし兄はモリモリ食べ、あ然とする蒼真に「うまいけど?」と言った。爽太は近頃、仕事が忙しすぎて、味覚もバグってしまったようだ。蒼真は、そんなにまで忙しい兄が心配でたまらない。いつもの明るくポジティブな姿はどこへやら。深刻な表情を見せるのだった。
兄は集中すると食事も睡眠も後回しになる、と聞いた蒼真の友人たちは、「弁当を作ってあげたら?」とアドバイス。そのアイデアに乗った蒼真は「今、アニキ、味覚おかしいから、練習しどきだね!」と、ちょっとズレたやる気を出し、友だちから「命だけは奪わないであげて」と言われてしまった。
一方、会社での爽太は休むヒマも無く働いていた。だが疲れた様子を見せない爽太の姿に後輩社員の三間(桜田通)は感心しつつも、やはり彼を心配していた。爽太は以前、自覚無く疲れていた三間を飲みに誘って気遣ってくれた。「今度は自分が…」と思った三間だったが、逆にまた気を遣わせてしまうかも、と考え直す。そして、他に自分に出来る事は無いだろうか?と想いを巡らせた。
終業後、三間は、爽太に何かプレゼントでもしようかと店に行った。するとそこで、どこかで会った気がする赤髪の青年を見かける。誰だったか思い出せないまま、売り場を後にしようとしたところ、ディスプレイにぶつかり、商品を盛大に散乱させてしまった。が、いつものように取り乱すことなく黙々と拾って元に戻す三間。
その時“赤髪”がこちらへやって来た。そして、ちょっと身構える三間に「お弁当箱って、どこに置いてますか?」と尋ねてきた。三間は「名乗らずに、いきなり会話から入れる仲なのか…」と思いながらも、「あちらです!」と颯爽と前を歩いて売り場に案内。赤髪の青年は「カッコいい店員さんだなぁ~」と心の中でリスペクトするのだった。三間はもちろん店員ではないし、「この店に視察に来た本社社員」でもない…。
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