福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第4話が5月14日に放送された。憎き犯罪を追い詰めるなかで、泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)の関係、そして皆実(福山)と吾妻の関係が明らかになり、熱さと感動と、時に笑いも詰まった展開に。今回も多くの注目を集め、タイトルがTwitterのトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、全盲の人たらしFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉)がバディを組み、難事件に挑む。1話完結の完全オリジナルストーリーとなる。
心太朗の甥で正義感が強い捜査一課の警部・護道泉を永瀬廉(King & Prince)、心太朗が室長を務める人材交流企画室の技術支援捜査官・吾妻ゆうきを今田美桜、捜査一課で検挙数トップのチームを率い、心太朗とは犬猿の仲である佐久良円花を吉田羊、心太朗の兄で泉の父親である護道京吾を上川隆也、心太朗と京吾の父で由緒正しい警察官僚の家系を守ってきた護道清二を寺尾聰が演じる。
第4話は、ジョギング中の皆実と吾妻が突然倒れ込んだ男性と遭遇し、その後、病院で死亡が確認された。事故死と見られていたが、違和感を覚えた皆実が病理検査を依頼すると、死因が毒物によるものだと判明。さらに、遺体の手には、針で刺された跡とブラックライトで浮かび上がる狼の紋章が刻印されていた。
心太朗の調べで同様の犠牲者が3人いることが分かり、共通事項から国家規模の事件かと思われた。だが、狼の紋章は痴漢撃退スタンプのマークだったことで、身近に潜む卑劣な犯罪が関係するものへと転換。痴漢と冤罪、被害に遭う女性たちの苦しみが絡み合いながら、ストーリーが展開した。
吾妻は痴漢を憎む真犯人が、スタンプに仕込んだ毒針でターゲットの痴漢を殺そうとするところを、真犯人に「罪を重ねてほしくなかったから」と身を挺して守った。そして毒針に刺されて苦しみながら、泉に逃げのびようとした痴漢を追うように願った。
佐久良らがナイフを手にした痴漢を取り囲むなか、駆け付けた泉はちゅうちょなく向かっていき、確保した。だが、佐久良に「かっこつけてんじゃないよ。こういうときこそ冷静にならないと、命落とすよ」と注意されてしまった。
暴走してしまった泉だが、吾妻が陸上部に所属していた高校生だったときに、盗撮被害に遭っていた過去を知っており、食事の誘いを何度も断られているが密かに思いを寄せていることも理由だ。SNSでは「逮捕シーンかっこよかった」「怯まずにまっすぐ犯人に向かっていく泉くんに痺れた」など反響が続々と上がった。
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