そんなジョニーが、3年ぶりに「Jeanne du Barry」でスクリーンにカムバックを果たす。第76回カンヌ国際映画祭のオープニング作品になった「Jeanne du Barry」は、1743年に貧しい家庭の私生児として生まれ、ルイ15世の公妾となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・ベキュの生涯を描くフランス語作品。
「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」などで知られるマイウェンが監督、脚本、出演を兼任。「女王陛下のお気に入り」を彷彿とさせる豪華絢爛な宮廷ドラマになっており、ジョニーはルイ15世を演じている。
マイウェンはジョニーについて「彼は作中で本当に素晴らしいです。本当に熱心でした。とても上手なフランス語を話していますし、フランスの歴史もよく知っていました」 と絶賛している。フランス出身のヴァネッサと10年以上交際していたことも本作に役だったのかもしれない。
バンド活動に熱心なことでも知られるジョニー。最近では歌手リアーナが立ち上げたランジェリーブランド「SAVAGE X FENTY」のショーに出演するなどモデルとしての仕事も話題を呼び、年齢を重ねるごとに味わい深くなる魅力を活かしてマルチに活躍している。
そんな父の才能を受け継ぎ、モデルや女優として活躍する娘リリー=ローズ・デップも要注目の存在。幼い頃から、父と母それぞれの拠点を行き来する生活を送っていたリリーは2014年に「Mr.タスク」で女優デビューを果たし、いきなり親子共演が実現。スピンオフ「コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~」で初主演を成し遂げると「プラネタリウム」ではナタリー・ポートマンと姉妹役で共演を果たした。
現在は自身初のシリーズとなるHBOの「THE IDOL/ジ・アイドル」が話題沸騰中。6月5日に日本上陸が決定した本作はエミー賞受賞の衝撃作「ユーフォリア/EUPHORIA」のサム・レヴィンソンらがクリエイターを務めた音楽業界を舞台にする全6話のドラマ。
世界的歌手ザ・ウィークエンドが企画・製作総指揮・脚本・出演を兼任。BLACKPINKのジェニーやトロイ・シヴァンなど音楽業界のみならずファッション業界でも注目度の高いアーティストたちがキャストに名を連ねており、各方面から熱い視線が送られている。
今最もホットなイットガールといえるリリーは、ラッパーの070シェイクと交際中。「憧れの人と4カ月目」という言葉を添えて、キス写真をInstagramのストーリーズに投稿するなどアツアツなようだ。
過去には「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメやフランス人ラッパーのヤシン・ステインとのデート現場がパパラッチされていたリリー。その圧倒的な美貌と知的な魅力をあわせ持つリリーの恋愛模様も気になる。
そんなリリーの「THE IDOL/ジ・アイドル」は、第76回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でプレミア上映。ジョニーとリリーは親子そろって、今後もエンタメ業界を盛り上げてくれそうだ。
◆文=KanaKo
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