奈緒が主演を務める木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系) の第6話が5月18日に放送された。みち(奈緒)は夫・洋一(永山瑛太)ともう一度向き合うことに。新名夫婦を演じる岩田剛典&田中みな実含め、4人の熱演に引き込まれる展開となった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、2017年から漫画雑誌「漫画アクション」にて連載をスタートし、2018年には電子書籍「めちゃコミック」の年間ランキング1位を獲得したハルノ晴の同名コミックが原作。セックスレスをテーマに、問題を抱える2組の夫婦が出会うことで崩れていく夫婦関係や複雑にもつれていく関係を描く禁断の恋愛ドラマとなる。
主人公で建設会社の営業課で働く32歳の吉野みちを奈緒、その夫でカフェの雇われ店長をしている陽一を永山瑛太、みちの会社の上司・新名誠を岩田、その妻でファッション誌の副編集長に就任したばかりの楓を田中みな実が演じる。
第6話は、新名に元の同僚に戻ろうと別れを告げ、セックスのことも含めて考えていると言ってくれた陽一にちゃんと向き合うと決めたみち。一方、新名の心をつなぎ止めようと頑張る楓と、楓といることを「いいんだ、これでいい」と自分を納得させようとする新名。4人の思いが切なく交錯した。
「今は焦らず、陽ちゃんの言葉を信じて待とう」と思うみち。
ある日、陽一はカフェで働く三島(さとうほなみ)の歓迎会に参加することに。そこにはみちとの“夜を迎える”のが憂鬱だという気持ちがあった。しかし、ひょんなことからみちも同席することになる。浮気相手である三島と妻が顔を合わせるヒヤヒヤ感、そしてカフェオーナーの高坂(宇野祥平)を含めてその席についている全員が、肉体、あるいは心の浮気を経験していることにもゾクッとさせられた。
その場は何事もなく乗り越えたみちと陽一。しかし、後日、三島に「俺、あいついないとダメだから」とみちへの思いを打ち明けた陽一だが、久しぶりの夫婦旅行に出かける当日に、不安な思いがあふれ出てしまう。「できないかも。俺、旅行行っても、できないかも」。
そしてみちは、陽一の抱えていたプレッシャーが、他の人とはできても自分とだけできないことが怖かったのだと知ってしまう。「一度だけ、みちのこと裏切った」という告白に呆然としたあと、みちは泣き出し、家を飛び出した。
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