BTS・SUGAの北米ツアーが終了「SUGAの音楽性を表す機会」と海外メディアから好評の声

BTS(防弾少年団)・SUGAは4月26日～5月17日に渡り、11日間の「SUGA | Agust D TOUR D-DAY」北米ツアーを開催した。海外メディアは北米ツアーを完走したSUGAに対して、絶賛の声を上げている。

15万5千人余りを動員した北米ツアー

SUGAの初ソロワールドツアー開催のニュースと共に、北米公演は早くも全公演完売した。SUGAは計5都市で開かれた全11回公演で、15万5千人余りを動員。

今回の公演でソロアルバム「D-DAY」とミックステープ「Agust D」、「D-2」の収録曲を中心に、SUGAとAgust Dの行き来する多彩な魅力を誇った。特に、SUGAとAgust Dの変遷史を表現したVCRとステージ構成、2種類の「自我」を溶かした演出、「ミュージシャン」として絶えず悩んだ跡が調和した今回の公演を通して、SUGAはアーティストとしてのアイデンティティを強固にした。

これに応えるように、会場を紫色に染めた観客は爆発的なエネルギーで埋め尽くし、セットリストを熱唱してSUGAと共にステージを完成させた。

ロサンゼルス公演ではサプライズゲストが出演し、大きな反応を得た。SUGAは5月11日の公演でMAXと「Burn It」ステージを、5月14日にはHalseyと「SUGA’s Interlude」を一緒に歌いながら完璧なハーモニーを披露した。

「真のプロフェッショナルとしての能力を見せてくれる」海外メディア好評

英国音楽マガジン・NMEはワールドツアー公演に5点満点を与え「彼の音楽性を表わす機会」と絶賛し、米国芸能メディア・バラエティ(Variety)は「SUGAは10年前に始まった経歴を通じて、積み上げた燃えるエネルギーと音楽的、パフォーマンス的実力を見せてくれる」と紹介した。

米国メディア・ナイロン(Nylon)は「BTSメンバーの中で初めてソロツアーを開催したメンバーとして、SUGAは自分だけの公演を見せなければならないというプレッシャーがあるにもかかわらず、むしろ活発に公演している。最も基本的な構成のステージを披露する時でさえ、彼のカリスマ性は溢れ、真のプロフェッショナルとしての能力を見せてくれる」と好評を博した。

米国の芸能メディア・TEEN VOGUEは「SUGAは特殊効果、バンド、独特なステージ装置で観客を興奮させた。3人の主人公(SUGA、また別の自我『Agust D』、そしてミン・ユンギ)が繰り広げる『D-DAY』ツアーはロックオペラと劇場公演に匹敵する」と話した。

SUGAは続けてジャカルタ、日本、バンコク、シンガポール、ソウルでワールドツアーを開催する。