正統派アイドル田中まほろグラビアデビュー「意外に私、かわいいやん」

アイドルユニット・FanCy-のセンター、田中まほろがイメージDVD「おともだち～4人め～」(エスデジタル)でグラビアデビュー。5月21日に都内で発売記念イベントを行った。

元NMB48がプロデュースするアイドルユニットの17歳センター

元NMB48の沖田彩華がプロデュースするFanCy-の最年少にしてセンター、高校に通う17歳でありながらアイドル歴は2年2カ月で、かわいらしさの中に17歳とは思えないしっかりしたコメント力を見せた田中。

この日はグループの最新衣装でステージに登壇。「メンバー各々で形が違う衣装なんですよ。今までは“ザ・王道”といったキラキラした衣装が多かったんですけど、今回の衣装は黒で格好良く、K-POPアイドルみたいな印象で、私は一番好きな衣装なんです」と、言葉を弾ませながらアイドルらしい笑顔をみせた。

エスデジタルの新人タイトル「おともだち」シリーズの4作目にあたる本作。撮影は1月、沖縄・古宇利島で行われた。「沖縄はライブなどで行ったことはあるんですけど、海をちゃんと見るのは今回が初めてで。左右海が見えるきれいな橋を渡って行くんですけど、すごく感動しました」と、ロケの思い出に浸った。

作品は、彼女をフューチャーしたイメージ映像を中心に構成。17歳の弾ける肢体と素の表情を余すことなく納められている。「ほんまに私のことを知れるDVDやなぁと思いますし、ほんまにお友達になった気分で見ていただけたらと思います」と作品をPR。

中でも「水をかけるシーンがあるんですけど、そのシーンが最も素の私を見せられているかなって思います」と補足した。

恥ずかしかった衣装は競泳水着とのこと。「スク水は小学校のころとかに着たことがあったんですけど、競泳水着を着たことがなくて。ちょっと恥じらいはありました。(着心地は)きつかったです」と、少し顔を赤らめながら愛らしいえくぼを見せる。

「私自身メークが濃くて。グラビアでは薄いんで、撮影している時とかは『ちょっと薄くて不安やなぁ』という気持ちだったんですけど、出来上がってみたら『意外に私、かわいいやん』みたいな感じになりました』と、笑いながら語った。

こうして出来上がったファーストDVDを手にして「ジャケ写に堂々としている私がおることにビックリしています」と語ると、「実はいまだ全部は見られてなくて。ちょっと恥ずかしいんですよ。いつかは見たいなと思っています」と顔を赤らめた。

「18歳になったら免許を取りたい」

グラビアを挑戦したきっかけについて尋ねると、「沖田さんがやっていたので。『やってみいへん？』と声をかけていただいて。新しいことに挑戦してみようかなと思って」とのこと。2作目以降については明らかにしなかったが、「撮影がとても楽しかった！」と、期待できそうなコメントを残した。

7月13日(木)に18歳の誕生日を迎えることについて、「できる幅も拡がるので、活動として、もっといろんなことに挑戦したいです」というと、プライベートでは「免許を取りたいです」と声を弾ませた。

◆取材・文＝栗原祥光