人気コミック原作の青春逃亡サスペンス「僕たちがやりました」(フジ系)が7月18日(火)にスタートする。主人公・増渕トビオを演じる窪田正孝と、敵対する学校イチの不良・市橋哲人を演じる新田真剣佑にインタビューを行い、お互いの印象や作品の感想を聞いた。
窪田「真剣くんは今まで会った年下の俳優さんで一番顔ができてます。何てキレイな顔なんだって」
新田「よく、うるさい顔だねって言われますけど(笑)。窪田さんは、撮影初日にマル役の葉山奨之くんと『おなかすいたね』って話してたら『買ってきてやるよ』って、2人分のお昼を買ってきてくれて。甘えさせていただける優しい方です」
窪田「真剣くんは勢いもあるし、役に対してマジメ過ぎるほどストイック。あと僕は、市橋がキャラクター的に一番好きなんですよ」
新田「初めて聞きました! すごいプレッシャーじゃないですか…」
窪田「めちゃくちゃいいよ。本音でしゃべっていて、一番人間くさい。2人のシーンは今後も楽しみ」
新田「僕も楽しみです。こういう芝居でぶつかれる現場を体験したかったですし、窪田さんは演技力がある役者さんで、こういうふうになりたいなと思う理想の役者像の一人なので、精いっぱい吸収したいです」
物語は、ある事件によって、トビオと市橋の何げない日常が一変してしまう。
窪田「ちょっとしたイタズラだったのが大ごとになってしまう。原作にはギャグや刺激的な描写がたくさんあるんですけど、その中に込められている人間の本質やメッセージ性が今回の肝になっていくと思います。第1話の入り口は広くて、『青春過ぎない?』というところから、最後の爆破によって人生が急展開していく。トビオの目線でストーリーが進んでいくので、あまり主張せず、トビオが触れていく人たちの表情とか優しさが、見る方に伝わればいいなと思っています」
新田「僕が演じる市橋はとても狂気的な男です。この危ない男をどう演じようかなと思っています。アメリカに『Don't judge a book by its cover』ということわざがあって、『本のカバー(表紙)だけで内容を決め付けるな』という意味なんですけど。これは人間の中身を見られるような作品になってますし、誰がヒーローで誰が悪者か分からない。いろんな目線から見ていただきたいです」
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