ザテレビジョンがおくる、2023年1~3月放送ドラマを対象とした「第115回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、バカリズム氏が脚本を担当し、安藤サクラが主演した「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)が受賞。市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美(安藤)が、ある日突然、人生をゼロからやり直す同作は、「死んで人生をやり直すというコント的発想でここまで展開するとは」「私たちの平凡な人生は素晴らしいと思わせてくれた」と絶賛の嵐と支持され、最優秀作品賞のほか、主演女優賞(安藤)、助演女優賞(夏帆)、監督賞(水野格D、狩山俊輔D、松田健斗D)、脚本賞と5冠を達成した。
主演男優賞は、「罠の戦争」(フジテレビ系)でシリーズ前作「嘘の戦争」(2017年)以来6年ぶりの連ドラ主演を務めた草なぎ剛が受賞。息子の事件の復讐のため議員秘書から国会議員にまで上り詰める鷲津亨を演じ、心優しく正義感のある善人の表情と権力に取りつかれる悪人の表情でギャップを見せた。草なぎはこれが7度目の主演男優賞受賞。
助演男優賞は、ポンコツオーケストラの成長を描いた「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)で音楽エリートの指揮者・常葉朝陽を演じた田中圭。「クールでツンデレな指揮者役が合っていた」「演奏シーンの指揮もリアル」と支持を集めた。
ドラマソング賞は、福原遥主演の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK総合ほか)の主題歌でback numberが歌う「アイラブユー」。「優しい世界を描く温かいドラマに合っていた」と視聴者の心をつかんだ。
ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、ランクイン作品の一覧、過去の受賞一覧などを掲載している。
※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記
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