隼斗との一件で、ソープランドでの接客がきちんとできるか不安だったが、「ちゃんと切り替えられている」と思う留奈。そこに隼斗から「会いたい」とメッセージが届く。「どうせもう店にはこないんだし、会うメリットがないんだって」とスルーしようとしたが、粘る隼斗に根負けして、結局会ってしまう。
食事を終えたら「家来る?」と言う隼斗に、セフレになるつもりはなく、「はっきりしてくれなきゃ無理だから。どうするの?」と迫る留奈。すると、隼斗はとまどいつつ、「じゃぁ、付き合う?」と返した。
その言い方にまた腹を立てた留奈の様子から、心が隼斗に向かっているのが分かる巧みな描写だ。
不器用ながらもちゃんと言葉にしようとした隼斗の思いを知り、留奈は謝ったうえで、付き合うことにした。
歌い手アイドルとして、炎上騒ぎがあったことでファンをさらに大事にしたいと思っている隼斗。留奈は店のアカウントしか持っておらず、さらされる心配がなさそうなことに安心もしているようだった。
留奈は、かつてビジュアル系バンドにハマっていた江美から、追っかけファンの気持ちを「宗教」と説明された。他人に依存して怖くないの? と思う留奈。
だが、そんなとき、留奈が店のアカウントで隼斗のSNSをフォローしているのを、隼斗の熱烈なファンである高校生・心音(新井美羽)が発見。
留奈と隼斗のリアルな恋にドキドキしつつ、“推し”へのあふれる気持ちもリアルな世界で、その2つが交錯していきそうな、どこか不安も覚える展開を見せた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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