【漫画】仲良し3人組が魔法少女になったら…理想像が“被って”揉めるカオスな展開に「おもろすぎる」「大笑いした」の声

2023/05/29 18:30 配信

芸能一般 インタビュー

“私”に変身した親友たちの心理とは…三月病さんの『魔法少女ドッペル』が話題画像提供/三月病さん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ある日突然魔法少女になった仲良し3人組の物語『魔法少女ドッペル』をピックアップ。

作者の三月病さんが4月19日に本作を自身のTwitterに投稿したところ、7200以上の「いいね」が寄せられ反響を呼んだ。この記事では三月病さんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについてを語ってもらった。

親友が変身して“私”になった!? 3人のドタバタ“魔法少女”化が「おもろすぎる」

『魔法少女ドッペル』より画像提供/三月病さん


中学2年生の小倉みなみは、小学生からの大親友であるりょうちゃん、あかねちゃんと共に毎日を楽しく過ごしていた。そんな3人はある日、いきなり現れた謎の使い“らぷ”から「魔法少女に変身して力を貸してほしい」と告げられる。

変身後はそれぞれの理想が具現化されるといい、“なりたい姿”を強く思い描くように、と説明されるみなみたち。らぷから渡された小瓶を使って変身すると、みなみはフリルのスカートに大きなリボンを付けたかわいいコスチューム姿になっていた。

突然の出来事に驚くみなみだったが、すぐに「3人一緒だもん」と安心し、りょうちゃんとあかねちゃんに目を向ける。すると、そこにはみなみと全く同じ顔で同じ格好をした2人がいた。なんとか見分けをつけようと服や小物でカスタマイズするも、一筋縄ではいかない展開が待ち受けていて…。

実は“みなみに憧れていた”親友2人と共に、紆余曲折ありながらも魔法少女として力を合わせ敵に立ち向かう姿を面白おかしく描く本作。テンポのいい掛け合いと小ネタ満載の展開が読者の笑いを誘い、話題を集めている。Twitter上では「笑いが止まらない」「おもろすぎる」「凄い天才的発想のネタだ」「めためたに笑ってしまった」「流れるような展開」「大笑いした」などとコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。

「持ち味である掛け合いを楽しんでもらえたら」作者・三月病さんが語る創作背景とこだわり

『魔法少女ドッペル』より画像提供/三月病さん


――『魔法少女ドッペル』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

コミティアに出す同人誌のために描きました。元より既にある概念のカウンター的な発想で話を作ることが多いのでたぶんそうやって作ったと思います。

――元気でかわいい小倉みなみと、そんなみなみに憧れる大親友のりょうちゃんとあかねちゃん、それぞれのキャラクターやビジュアルはどのように生み出されたのでしょうか?

主人公をツインテールにしたかったのでそれとセットで見分けがつきやすいビジュアルを意識しました。平凡でちょっとドジな主人公、ボーイッシュで活発な子、おっとりお嬢様、みたいなセットです。

――『魔法少女ドッペル』の物語を創り上げるうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがありましたら教えてください。

自分の漫画は掛け合いが持ち味だと思うのでそのテンポも楽しんでもらえたら幸いです。

――本作の中で特に思い入れのあるシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。

“完全な球”です。怖いので好きです。

――本作以外では、月刊ミステリーボニータ(秋田書店)で連載中の『シックスセンスマイナスワン』の単行本が発売となり、“除霊コメディ”として反響を呼んでいます。作品の見どころについてお教えいただけますか。

初めての連載で色々手探りではありますがキャラに好きな要素をつめているので凸凹コンビの掛け合いを見てください!!

――創作全般において三月病さんがこだわっている点や特に意識している点はありますか?

何度も出ますがとにかく作品全体のテンポやリズムにこだわっています。あとはキャラはあくまで自分の好きな風に作っています。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

いつもありがとうございます!皆さんのおかげでここまで来れました!これからも頑張ります!!