和哉(内山夕実)らの少年時代の事故が悲劇的で辛く「しんどいすぎる」の声<Opus.COLORs>

2023/05/26 18:50 配信

アニメ レビュー

アニメ「Opus.COLORs」第8話より(C)ひなた凛/Opus.COLORs 製作委員会

アニメ「Opus.COLORs(オーパスカラーズ)」(毎週木曜深夜0:00よりTOKYO MX、BSイレブンにて放送、DMM TVにて独占配信)の第8話が5月25日に放送され、10年前に月見里和哉(CV:内山夕実)と多岐瀬響(CV:松田利冴)、そして和哉の両親・直輝(CV:福山潤)と朱莉(CV:名塚佳織)が乗った車が事故に遭う様子が描かれた。少年時代が無邪気で幸せそうだっただけに突然の悲劇が辛く、Twitterでも「しんどいすぎる」「あぁぁ、泣いてる」と悲痛な声が多く寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「Opus.COLORs(オーパスカラーズ)」とは


同アニメは企画・原案のひなた凛他、人気アニメ「スタミュ」のスタッフが再集結して制作したオリジナルアニメ。アーティストとグレーダーと呼ばれるプロデューサーが2人1組で取り組む新しいデジタルアート“パーセプションアート”に青春をかける少年たちが描かれる。声の出演は内田雄馬逢坂良太古川慎花江夏樹豊永利行梅原裕一郎島崎信長八代拓中島ヨシキ鈴木崚汰ら。また、オープニングテーマは浦島坂田船が務める。

アニメ「Opus.COLORs」第8話より(C)ひなた凛/Opus.COLORs 製作委員会


10年前、パーセプションアートは危険視されてデモが行われていた…


物語は10年前、まだパーセプションアートが世間で認知されて間もない頃にさかのぼる。和哉の両親である月見里直輝・朱莉夫妻は、響の父・統梧(CV:鳥海浩輔)から依頼を受けて、永茜高校にパーセプションアート学科が新設されることを記念した作品を制作していた。

だが、当時の美術界ではパーセプションアートを危険視する考え方が主流であり、今回の件に関しても、何らかの抗議活動が行われるのではと懸念されていた。

少年時代の和哉、純、そして、響らは無邪気でかわいらしく、とても仲が良い。和哉がくしゃみをすると、響が自分のかけていたマフラーを解いて、和哉に巻いてやるほど和哉に対して優しく、見ていて心が和む。幼少期の声は和哉を内山、響を松田、純を松岡美里が担当。和也は無邪気で響は大人びたところがあり、純は天真らんまんな雰囲気がよく出ていて、それぞれに魅力がある。

統梧は直輝と朱莉のことを思い、作品はパーセプションアート学科新設セレモニーと切り離すことや名前を伏せての展示を提案する。しかし、朱莉は作品に統梧の亡き妻・結愛の意志もこもっていること、直輝は作品を恥じたり恐れたりすることなく堂々と後の世代に残したいことを述べて、統梧の申し出を断る。和哉の両親の考えと態度が立派でかっこよくてほれぼれする。

雪の降るセレモニー当日。靴下をたどたどしく一生懸命に履いて和哉も正装し、直輝の運転する車の後部座席に響と並んで座って会場へと向かう。街ではパーセプションアートが危険だと主張する反対デモが行われていた。

アニメ「Opus.COLORs」第8話より(C)ひなた凛/Opus.COLORs 製作委員会

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