そして、注目のオスカー俳優ミシェル・ヨーは第1話ラストで堂々の登場を果たす。
息子であり、人間に変装したウェイチェンを探して“地上”を訪れた孫悟空。天界では牛魔王が反乱を起こし、それを食い止められるのは孫悟空の武器である伝説の“如意棒”だけ。しかし、その如意棒をウェイチェンが奪い、目的を持って現代へとやって来ていたのだ。
カンフー技を駆使して戦う2人。そこに、ミシェル演じる観音菩薩が光と共に舞い降りた。観音菩薩は孫悟空に「好きなように行かせてやりなさい」と諭すという展開になった。
孫悟空の神話世界と、成長過程にあるティーンエージャーの世界が絶妙に交錯していく予感に、ワクワクが止まらない。それと共にミシェルの活躍にも期待が高まる。
アクションを得意とするミシェルだが、第1話では披露はない。それでも、まさに舞い降りてきたと感じる美しい身のこなしにほれぼれした。その本領が発揮されるのは第3話。地上でウェイチェンを叔母としてサポートすることにした観音菩薩の前に、牛魔王が現れて戦うことに。室内という狭い空間ながら、飛んだり跳ねたり、カンフーの構えや技が実に美しい。ミシェルの観音菩薩が地上ではキュートな面を見せるのも楽しいポイントになる。
「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」は、ディズニープラスで全8話独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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