大泉洋“心太朗”が見せた迫真の“演技”と幼い頃の伏線回収に涙<ラストマン>

2023/05/29 11:29 配信

ドラマ レビュー

事件解決に向けて懸命に動く大泉洋“心太朗”(C)TBS

福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第6話が5月28日に放送された。真犯人に自分の実親のことを明かして迫った心太朗(大泉洋)。その迫真の“演技”、そして終盤での養父・清二(寺尾聰)との関係が注目された。(以下、ネタバレを含みます)

皆実らは立てこもり事件の解決に挑む


同ドラマは、全盲の人たらしFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉)がバディを組み、難事件に挑む。1話完結の完全オリジナルストーリーとなる。

心太朗の甥で正義感が強い捜査一課の警部・護道泉を永瀬廉(King & Prince)、心太朗が室長を務める人材交流企画室の技術支援捜査官・吾妻ゆうきを今田美桜、捜査一課で検挙数トップのチームを率い、心太朗とは犬猿の仲である佐久良円花を吉田羊、心太朗の兄で泉の父親である護道京吾を上川隆也、心太朗と京吾の父で由緒正しい警察官僚の家系を守ってきた護道清二を寺尾聰が演じる。

第6話は、清二の誕生日パーティーが開かれ、皆実も心太朗とともに招かれていた。その最中、東京郊外の別荘で立てこもり事件が発生し、皆実たちは現場へ。犯人は警備会社社長の菊知(高嶋政宏)で、自分の妻と娘を人質にして現金10億円を要求した。

心太朗が真犯人に迫る!


同じ日曜劇場で2021年7月期に放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室)のSIT(特殊犯捜査第一係)隊長・新井(山田純大)が今回「ラストマン」にもSITとして登場。これにはニヤリとした視聴者も多いだろう。皆実は新井の制止を振り切って、自分が人質になると申し出た。

菊知の声の震えから何かあると察知していた皆実。菊知の妻をまずは救い出してから、把握した状況についてマイクを指でたたいてモールス信号で捜査員たちに伝えた。

それにより、心太朗と佐久良が真犯人を確保。しかし、発火装置がセットされていた別荘から新井たちSITによって皆実と菊知は助け出されたものの、菊知の娘は別のところで監禁されていた。

真犯人に娘の居場所を聞き出そうとする心太朗。そのとき皆実に電話で動機が「きょうだいへの嫉妬」であると言い当てられた真犯人は、娘の監禁場所にも発火装置が設置され、あと1時間弱で爆発すると告げた。

「護道さん、時間がありません。強制的に聞き出しましょう」という皆実の言葉で、真犯人を締め上げる心太朗。それでも不敵な笑みを浮かべた真犯人に、心太朗は銃を突き付けた。

「撃てるわけねぇだろ」とたかをくくる真犯人に、心太朗は「俺の父親は殺人犯だ。撃てるんだよ、俺には」と迫り、「言え、言え、言え~!」と叫ぶと、銃声が響いた。