ディズニー&ピクサーが贈る最新作「マイ・エレメント」が8月4日(金)に劇場公開される。この度、第76回カンヌ国際映画祭のトリを飾るクロージング作品として選出され、映画祭のクライマックスとなる最終日のレッドカーペットには、ピーター・ソーン監督、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、プロデューサーのデニス・リーム、そしてエンバーの声優を務めたリア・ルイスとウェイドの声優を務めたママドゥ・アティエが登場した。
本作は、「もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?」というピクサー史上最もチャレンジングなコンセプトの世界を舞台にしている。
ピクサーの長編作品としては2009年の「カールじいさんの空飛ぶ家」、2015年の「インサイド・ヘッド」、2020年の「ソウルフル・ワールド」に続きカンヌ国際映画祭で上映され、さらに本作はピクサー・アニメーション・スタジオの作品としては、過去にカンヌで公式上映されたピート・ドクター監督作品以外で初めて選出された作品となる。
上映が終了すると、早くも場内からは惜しみない拍手と歓声が巻き起こった。会場を埋め尽くした観客は総立ちでスタンディングオベーションが贈られると、監督のピーター・ソーンは会場を見渡し「私のハートは爆発しそうです!」と感極まった様子。さらに「この作品をカンヌの地に持ってくることができて本当に光栄です。この映画は多様性の豊かさをテーマにしています。自分とは全く異なる視点があることで私たちの生活はより豊かなものになるでしょう。本当にありがとうございます!」と、作品に対する想いと感謝の気持ちを語った。
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