記者からの質疑応答で、同ドラマで“2時間ドラマ”が取り上げられているが、実際に“2時間ドラマ”への意欲が高まったのかを聞かれた船越は「2時間ドラマは、日本が世界に誇れる文化だと思うので、また活発に作られる時代が来てほしいです。このドラマがそんな思いの一助にもなればいいですし、“2時間ドラマ愛”にあふれた作品になっているので、この作品を見た方が“また2時間ドラマみたいな”と思ってもらえたらうれしいです!」と思いを明かした。
続けて、実際に戸田がマネジャーならどうですか? と尋ねられた船越。笑顔を見せながら「最適任者だと思います!戸田さんだったら全部“イエス”と答えます」と答えた。
そして、熱護のせりふの中で共感するフレーズについて船越は「僕と熱護は似ても似つかないですが、でも、どこかで共通する部分があります。(熱護のせりふの中で)一番共感できるのは“すべては視聴者に面白く見てもらうことが大事だ”という言葉です。逆に、全く共感できないせりふもあります。1話で熱護が自分の俳優の教示を語るシーンがありますが、このせりふは僕の俳優人生を全否定しています、言っていて辛かったです(笑)」と振り返った。
最後に、戸田は「この作品はコメディーではありますが、変わらないことの大切さや自分を肯定する優しいメッセージがたくさん含まれています。悩んで立ち止まっている方には、一歩踏み出すきっかけになるようなせりふもたくさんあります。このドラマを見たら元気出るなと思ってもらえるような、寄り添えるドラマになればいいと思っております」と話した。
そして、船越は「笑って、泣けて、最後に温かいものが残るすてきなドラマになっています。このドラマが“もう一度出直すぞ”“また人生立て直すぞ”という人たちの肩を優しく押すようなドラマになればいいなと思います。そして、このドラマがコミュニケーションツールとしてお役に立っていただければ本望です」と締めくくった。
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