6月3日(土)、 4日(日)に横浜アリーナで開催される「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」。許斐 剛原作によるアニメ「新テニスの王子様」シリーズの声優陣が集結する本イベントは、今回がなんと7年ぶりの開催となる。このたび、越前リョーマ役の皆川純子と手塚国光役の置鮎龍太郎にメールインタビューを行い、「テニフェス」に向けた意気込みや「テニプリ」への想いを聞いた。
――まもなく7年ぶりの開催となる「テニプリフェスタ2023」。今回は「U-17 WORLD CUP」がサブタイトルですが、どんな公演になりそうですか?イベントの見どころと、ご自身が楽しみにしていることを教えてください。
皆川純子 海外組が初参加ということで、初出演の方が大勢いらっしゃるのが一つの見どころです。そして今までは学校別という色が強かった中学生組は、高校生と共に日本代表という一つのチームの感じが強くなるので、今回のテニフェスでしか見られない組み合わせがたくさん見られそうで、私も楽しみにしています。
置鮎龍太郎 僕はあまりにも久しぶりすぎて、色々不安ですが、皆さんに楽しんでいただけるように頑張りますよ!
――今回はアーティストも含めると2日間で40人以上と、数多くの出演者がいますが、特に共演が楽しみな方はいますか?
皆川 一緒にテニプリを盛り上げてくださる方との共演は、どなたであっても感謝の気持ちでいっぱいですし、一緒にステージに立てることが嬉しいです。キャスト同士も前のように毎週会えているわけではないので、久しぶりにみんなに会えるのが楽しみです!
置鮎 コロナ禍で、なかなか一堂に会しての収録もできておらず、テニプリキャストとしてお会いするのが初めてという方もいるかもしれませんが、このお祭り、楽しまない手はないので、誰でもドンと、油断せずに来い!!
――お2人は越前リョーマと手塚国光を演じて20年以上になりますが、改めてご自身のキャラクターとお相手のキャラクターについて、好きなところやカッコいいと思うところを教えてください。
皆川 リョーマは、憧れの人であり自分の一部でもあるという、自分にとって不思議な感覚があるキャラクターなので、もはや「越前リョーマなので好きだしかっこいいんです」という気持ちです。
部長は、初めてリョーマを演じた時からずっとブレることなく、一番勝ちたい人です。好きなところは情が厚いところ。そしてこの人に勝ちたいと思わせる圧倒的な強さがかっこいいです。
置鮎 手塚の中学生らしからぬ貫禄と己を律する厳しさには、いつ触れても痺れますね。みんな、手塚が!手塚に!手塚ぁ!!と慕ってくれています!(笑)
リョーマは、強い奴に勝ちたいというシンプルな貪欲さが魅力の一つですね。まだまだ高みを目指して欲しい。
――約20年に渡り、アニメ「テニスの王子様」シリーズに声優として携わってきた中で、お2人の間での思い出やエピソードがあれば教えてください。
皆川 私にとって部長は(いつも置鮎さんを部長と呼んでいます)、リョーマにとっての手塚部長とちょっと似ています。新人だった私に具体的なアドバイスをくれたり、相談に乗ってくれたりして導いてくれました。でも初めて会った頃は緊張しながら一緒にランチしてました。って、こんなこと書くと部長の「そうなの!?めちゃめちゃ堂々としてたよ!」って言う声が聞こえる(笑)。ああ、またみんなで行きたかったなぁ、私たちの思い出のお店スプーマ。古代米のオムライスが食べたい!
置鮎 リョーマとしていつもそこに居てくれるから、私 も手塚で居られます。越前、油断せずに行こう!
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