5月31日放送のBE:FIRSTの冠番組「BE:FIRST TV Season2」(日本テレビ系)では、BE:FIRSTが東京ドームで行われた始球式に登場。舞台裏では、選手に手作りのお守りを渡したほか、メンバーからの質問を受けて読売ジャイアンツ・原辰徳監督が「監督として一番大事にしてること」について語る一幕があった。
4月にスタジオに集められたBE:FIRST。用意されたくす玉を割ると、そこには「祝ジャイアンツとコラボ決定」の文字が。これを見たジャイアンツファンのLEOは「やったー」と両腕を上げて大喜び。
WBCで盛り上がった野球熱を終わらせたくないと、若い世代や女性にももっと野球を楽しんで欲しいということで、「BE:FIRST TV Season2」にオファーが来たという。
試合前の歌唱パフォーマンスに加えて始球式もお願いしたいとスタッフから聞いたLEOは「俺、俺」と名乗りを上げた。プロ野球選手を夢見ていたLEOが担当することに決定した。
MANATOから「目標があった方がいい」と言われると、LEOは「100km/hは絶対に超えたい」と意欲を見せた。するとSOTAから「111km/hじゃない?」と言われ、111km/hに目標を変更した。
番組では当日の舞台裏に密着。歌唱パフォーマンスのリハーサルの様子から、メンバーがそれぞれメッセージを書いて7つのお守りを作成した。
ジャイアンツの新・投手キャプテンに就任した戸郷翔征選手が登場すると、RYUHEIが「これよかったら、お守り作ったので」とお守りを手渡し。すると、戸郷選手は「バッグにつけます」と喜びの笑顔を見せた。
また、戸郷選手から「(始球式は)誰が投げられるんですか?」と質問を受け、LEOが「アドバイスを」と始球式に向けてアドバイスをお願いする一幕も。戸郷選手は「(翁田)大勢投手みたいにヒールアップする」とコツを伝授した。
続いて、元木大介コーチが登場。BE:FIRSTの3rdシングル「Smile Again」のCDを受け取ると、スタジアムDJに渡し「(曲を)流してよ」とアシスト。ほどなくしてスタジアムに彼らの楽曲が流れた。
さらには原辰徳監督が登場し、メンバー一人ひとりとにこやかに握手を交わした。LEOは「幼稚園からジャイアンツファンで…」と言いながらお守りを手渡しすると、原監督は「ぶらさげておこうかな」「ありがとう、大事にする」と笑顔で受け取った。
LEOが「監督として一番大事にしてることは?」と質問すると、原監督は「チームでしょ?みなさんも。我々も一緒なんだけど、個人技の集合体であることは間違いない。一人ひとりの個性、個人技、だいたい8割から9割が必要になる。一人ひとりの能力が高いところをファンは見る」と持論を展開。
続けて「その上でまとまる、まとまらなきゃいけない時、ここが僕(監督)の作業。なんといったって個人技。個人の能力を上げた集団は人を魅了する」と力強いメッセージを伝えた。
原監督は「難しくなかったよね?」と聞くと、LEOは「刺さりました」、RYOKIも「BE:FIRSTはそれを大事に活動しているので、本当にいまの言葉をもらって肯定していただいた気分」と監督の言葉に感銘を受けた様子。
原監督は「そういう人がいればまとまる時はまとまる。そこがいいチーム、トップにあがれるかあがれないか、優勝するかしないか。いまあんまりジャイアンツ調子良くないけど…そのうちあがっていくよ!」と語った。
その後、メンバーは原監督と集合ショットを撮影するなど、和やかな雰囲気で初対面を果たした。