池間夏海「お芝居ってこんなに楽しいんだ」 独占取材で語った役者としてのターニングポイント<放課後ていぼう日誌>

2023/06/12 18:00 配信

ドラマ インタビュー

撮影=安田まどか

女優の池間夏海が、NTTドコモの新たな映像配信サービス「Lemino」(レミノ)にて6月13日(火)より配信されるドラマ『放課後ていぼう日誌』に出演する。原作は「月刊ヤングチャンピオン烈」で連載された小坂泰之による同名漫画で、アニメ化もされた人気作品。4人組の女子高生たちが漁港の堤防でゆるい釣りをするという、「ていぼう部」の日常が描かれる。NHK朝の連続ドラマ小説「なつぞら」や「ちむどんどん」に出演するなど、注目の若手俳優である池間に本作の魅力などを語ってもらった。

役名と名前が同じ点に「運命を感じました」


――『放課後ていぼう日誌』にご出演が決まったときのお気持ちを教えてください 。

今回普段の自分とはガラっと違うようなキャラを演じたんですが、まず役名が帆高夏海で、あとアニメ版で夏海役を務めた声優さんも川井田夏海さんだったので、3人とも名前が一緒っていうところで運命を感じました。漢字までこんなに一緒のことあるんだと思って(笑)。

あと今回共演する3人(莉子鶴嶋乃愛菊池日菜子)にお会いして、全員の血液型が“B型”で同じだと知れた時はすごくうれしくなりました。なかなかこんなことないのですごく親近感がわいて、年齢も1つ違いとかだったので、同世代の方たちと一緒にかわいらしい作品をこれから作っていけると思うと、すごくワクワクして仕方なかったですね。

あと釣り自体は未経験で全くやったことはなかったんですけど、小さい頃から母の知り合いに青の洞窟へ連れて行ってもらったり、ダイビングなどのレジャースポーツにも触れてきたり、これまでやってきた役でもサーフィンをやる役だったりとか、海に触れてくる機会が多くて。私もすごく好きではあったので、今回の役で釣りが体験できるっていうのは楽しみで仕方なかったですね。

撮影=安田まどか


「将来女優の仕事を続けていくんだろうな」と小学生ながらに思った

撮影=安田まどか


――池間さんは朝ドラのヒロインをやりたいというのをお聞きしたのですが、そもそも演技に興味を持ったきっかけや、役者に対する思いをお聞かせください。

上京して1年経ったくらいのときに「なつぞら」に出演して、そのときに憧れというか、好きだった広瀬すずさんと共演させてもらったり、「ちむどんどん」にも出演させてもらったりして、ヒロインになりたいなっていう目標は常に持ってはいますね。

あとお芝居に触れたきっかけは、小学生の時に、観月ありささん主演の「斉藤さん2」というドラマに出演させていただいて、子役という形ではあったんですが、そこで初めてお芝居に触れました。

ドラマ「3年A組」などのプロデューサーも務められた福井雄太さんがその時のプロデューサーさんだったんですけど、本当にすごく色々気にかけてくださる方で、お芝居についてのアドバイスを当時の私に教えてくださったりして。「お芝居ってこんなに楽しいんだ」っていうのを小学生ながらに感じたのがきっかけになっています。

そのときは監督が指示してくれて、とにかく流れに身を任せてやっていたのが、作品になって放送されたときに、いろんな反響があったりして、そのとき全てが楽しかったんですよね。そこで「自分はたぶん、将来この仕事を続けていくんだろうな」っていうのを小学生ながらに思って。“ピンときちゃった”みたいな感じでそのときは軽い気持ちではあったんですけど、すごい大きなターニングポイントではあったかなと思います。

――この記事を読んでいる読者の方や、池間さんのファンの方にメッセージをお願いします。

今回は「釣り」というほぼ未体験なものに触れながらも、監督が最初におっしゃっていた「4人の仲の良さを出していきたい」っていう言葉を心掛けて、撮影に臨みました。また過酷な撮影のなかでお魚と格闘しながら頑張って撮った作品ではあるので、愛情がたっぷり詰まっております。

そして原作を愛しているみなさんと同じように、私たちもキャラクターに愛着がどんどん湧いていった撮影期間でしたし、この作品を通して“お魚の魅力”に気づくきっかけにもなったので、そのような形でみなさんにも届いたら良いなと思っています。それと同時に、今回この配信を一人でも多くの方にご覧いただけたらいいなとも思っております。ぜひぜひ見てください。よろしくお願いします。