茅島みずき、“ブレイク女優の登竜門”に次々抜擢 クールな美貌の18歳

2023/06/06 22:10 配信

ドラマ コラム

茅島みずき※2023年ザテレビジョン撮影

放送中のドラマ「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」(MBS:毎週火曜深夜0:59-、TBS:毎週火曜深夜1:28-)で主演を務める茅島みずき。「シーズン2」で高級ソープランドで働く女子大学生・留奈を演じストーリーが進むにつれて、注目度も高まっている茅島。ここで、改めて彼女のこれまでの活動と軌跡を振り返ってみたいと思う。

初めて応募したオーディションでグランプリに


「明日、私は誰かのカノジョ」は、2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、『第68回小学館漫画賞』を受賞し、累計500万部を突破している同名マンガが原作。シーズン2となる今作では、高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島)と、留奈と同じ店で働く“40代の風俗嬢”江美(入山)の生き様を描く。地上波での放送に加えディズニープラスにて配信も行われる。

茅島は2004年7月6日生まれで、出身地は長崎県。小学2年生の時にゴルフを本格的に始め、ベストスコアはなんと70という腕前だ。2017年に開催されたオーディション「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 〜九州・沖縄編〜」では3224人の中からグランプリを獲得。初めて応募したオーディションで栄冠を勝ち取り、これがきっかけで芸能界入り。

2019年3月に開催された「東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」でモデルデビューし、同年4月に若手女優の登竜門と呼ばれている「ポカリスエット」のCMに抜てきされ、注目度が上昇。7月からの連続ドラマ「恋の病と野郎組」(BS日テレ)で俳優としてのキャリアもスタートさせた。

中学生の時にすでに身長170cmあり、クールな表情や雰囲気で実年齢よりも大人っぽさが感じられた。映画初出演は2020年8月に公開された吉沢亮と杉咲花W主演の「青くて痛くて脆い」。大学生の川原理沙を演じたが、撮影が行われたのは公開の1年前ということで、中学3年生で大学生の役を演じたことになる。はしゃいだりするわけではなく、少し引いた感じで物事を見る役柄は茅島の雰囲気にすごく合っている。

茅島みずき※2021年ザテレビジョン撮影

“若手女優の登竜門”に次々と…


2021年には、北川景子、桐谷美玲、広瀬すずらがモデルを務めてきたファッション誌「Seventeen」の専属モデルに。同年11月に「第100回全国高校サッカー選手権大会」の第17代応援マネージャーに就任。堀北真希、新垣結衣、広瀬アリス、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁、清原果耶など、「ポカリスエット」のCM同様、この応援マネージャーも若手女優の登竜門となっている。

その流れで言うと、2023年4月に結婚情報誌「ゼクシィ」の14代目CMガールにも起用されており、こちらも倉科カナ、広瀬すず、新木優子、吉岡里帆、佐久間由衣、井桁弘恵、白石聖、堀田真由といった女優陣が“ゼクシィガール”を務めてきた“登竜門”。この系譜を見るだけでも茅島への期待とその素質の高さが感じられる。

“俳優業”に話を戻すと、2022年に入った頃から出演作品がグンと増えている。茅島本人にとって大きな作品となったのが、主演を務めた「卒業式に、神谷詩子がいない」(日本テレビほか)と「教祖のムスメ」(MBSほか)の2作品。

「卒業式に、神谷詩子がいない」で演じた“神谷詩子”は、複雑な家庭環境や中学時代のトラウマから明るい未来を思い描けずにいる高校生。詩子のダンスがきっかけで親しくなった男女6人グループ「ファンファーレ」は、友情と失望、誰にも言えない秘密など、10代ならではの心の揺れ動きを感じながらも成長していく姿を描いた青春物語になっている。

「教祖のムスメ」は、ミステリアスで美しい女子高校生・桐谷沙羅が転校してきたのをきっかけに、学校内の闇が暴かれ始め、いじめがなくなっていく。しかし、沙羅の目的は学校内での粛清ではなく、別にあった。その沙羅を演じる茅島は、役柄とピッタリとリンクするほどのハマり様。緊迫感とリアリティーに満ちたこの物語の世界観は、恐ろしさを感じるが、目が離せなくなる魅力を持っている。前髪ぱっつんで眼光鋭い沙羅もハマり役の一つと言える。

※画像は茅島みずきオフィシャルInstagram(mizukikayashima_official)より

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