――原作の第一印象と、面白いと感じた部分をお聞かせください。
日常の中のちょっとした青春。でもそんなちょっとしたことで人って変わっていくんですよね。どんな人の心にも刺さる多種多様な5人のキャラクター性と、日常ドラマが素敵だと思いました。
――演じる「早苗」の印象と、彼の魅力に感じた部分もお聞かせください。
自覚はないけどつい彼氏に尽くしてしまい、自分を大事にする方法がよくわからず25歳になり、「私ってこれでいいのかな」「私ってつまらない人間なのか」と悩み始めます。すごく素直で、私にも似てる部分があるくらい(笑)。きっと沢山のひとに共感してもらえる役なんじゃないかなと思っています。
――26歳、アラウンドクォーター真っ只中の美山さん。昔と変わったなと思う部分がありましたら教えてください。
女友達といる時の会話が、20代前半の時と違うかもしれないと最近思いました。人間関係だったり、自分の人生観だったり、今まででなんとなくモヤモヤしていたことが、「あ、自分ってこうなんだ」と腑に落ちる瞬間がきて。理想だけじゃなく、悩んでいることを素直に女子会で話せるようになった。25歳を超えて、楽しいと感じた瞬間のひとつです。
――最後に視聴者のみなさんへメッセージを!
子供じゃないけど大人にもなりきれない25歳。男女5人のちょっとしたドラマ。どきどきしながら、ちょっとほろっとしながら、楽しんでみていただけるよう、頑張ります。ぜひご覧ください。
――早苗役を美山さんが演じられるとお聞きした感想をお聞かせください。
僕が子供の頃からずっと女優さんとして活躍されているのを拝見していたので、共演の機会をいただけて嬉しいです!沢山のキャリアをお持ちの素晴らしい女優さんなので、全てを委ねるくらいの信頼感を持って撮影に臨みたいと思います。初対面でも気さくに話しかけてくださり、とても助けていただきました。その姿がとても頼もしく、これからの撮影が楽しみです!
劇中を彩る音楽は、同時代性を体現するジャンルレスな次世代ミクスチャーバンド「鋭児」の及川千春、藤田聖史が、自身初となるドラマ劇伴を手掛ける。さらに「鋭児」が、オープニングテーマを担当。不安定で未成熟な「アラクオ」の世界観を、劇伴、オープニングテーマの両方で盛り立てる。