Go!Go!kidsがアクション俳優に「@YUMA HOUSE」で本格的なバトルシーンの練習で全員が手ごたえ

2023/06/14 18:00 配信

芸能一般 レビュー

『中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE』でGo!Go!kidsがアクションシーン撮影に挑戦※提供画像

6月9日に放送された「中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE」(毎週金曜 夜10時~、BSJapanext)では、Jr.メンバーたちがアクション演技に挑戦。旋風脚やダッシュパンチなどの指導を受け、最後は3対3に分かれて派手なアクションシーンを撮影する。将来さまざまな場面で役立ちそうな経験に、メンバーたちもいつも以上に楽しそうな笑顔を見せていた。

まずは基礎…から「ぐるぐるバット」チャレンジ?


前回の放送では、ジャンプキックなどといった“映える”アクションカットを教わったJr.たち。今回は実際に映画や舞台などで使える「動きのあるアクション」に挑戦していく。

挑むメンバーはGo!Go!kids松浦銀志寺澤小十侑佐久間玲駈鮫島令に加え、鈴木瑛朝渡辺惟良の6人。「ウルトラマン」「キューティーハニー」「牙狼」といった有名な作品でアクション監督を手掛けてきた大橋明から、基本となる「連続パンチ」を教えてもらう。

やることは左右のミットへ交互に10回パンチを打つ、というだけの簡単な基礎練習。しかしカッコよく見せるためにはさまざまな工夫が必要で、手だけ振り回してしまうと非常に見栄えが悪くなる。

最初こそ自信がないと漏らすメンバーが多かったものの、持ち前の素直さで大橋からの指導をどんどん飲み込んでいくJr.たち。鈴木は腕力に自信がなく、迫力が出づらいという不安があった。しかし「肘を曲げずに打つ」という指導を受けたところ、パンチをスピードアップすることで問題を解決。佐久間は「スピードを意識すると正確にミットへ当てられない」といった悩みを、「パンチの軌道を覚える」ことでクリアした。

基礎練習を終えた後は、「ぐるぐるバットアクション」というレクリエーションを実施。地面に立てたバットへ額をつけて5回転した後、自分で選んだアクションを決められたら成功だ。まずは中山優馬が先輩として、お手本を見せることに。選んだアクションは、1回転する勢いを乗せてキックする「旋風脚」。「ぐるぐる」する前は長い足がしなやかにミットを打ったが、果たして…。

企画の説明を受けた中山は、「任せてください!ジャニーズなんで!」と自信満々の様子だ。「先輩の姿をちゃんと見てて」とJr.たちに念を押してからぐるぐる回ったのだが、回転を終えた足取りは非常に不安定。まさに千鳥足で前後にフラフラしつつもなんとか旋風脚を決めるが、惜しくもミットには届かなかった。回る視界のなかではミットを持つ係員が「5人いました」という中山に、Jr.たちからも笑い声が上がる。

もちろん「ぐるぐるバット」の経験がないJr.たちもかなり苦戦。中山の仇をとるべく同じ「旋風脚」に挑戦した寺澤も、「なんか異世界飛んでた」とあえなく空振りで撃沈してしまう。一方、挑戦前から「絶対無理です」「回らなくても普通にコケる」と弱気な姿勢を見せていた佐久間だったが、本番では意外とキレイに「二段蹴り」が成功。渡辺から「自信ないって言いながらめちゃめちゃキレイ」、中山が「玲駈あるあるやな」とそれぞれからツッコミを受けて照れ笑いを見せる佐久間だった。

視聴者からの質問に答えるコーナーを終えた後は、集大成のアクションシーン


番組では、事前に公式アプリから受け付けたJr.たちへの質問コーナーも放送している。今回寄せられた質問は、「Go!Go!kidsとジャニーズJr.のみなさんはなにか『推し活』はしていますか?」というもの。メンバーそれぞれからさまざまな声が上がったなかで、特に盛り上がったのは三村航輝から出た「なにわ男子への推し活」だ。

ペンライトや写真を買ったりするという活動内容に、中山は「ファンの人と同じ推し活やん」と感心した様子。特に「大西流星くんが大好き」という三村は、別番組で大西と会った際に写真を撮ってもらったりと可愛がってもらっているという。

他のメンバーからも「後輩の楽屋まで来て絡んでくれる」といったエピソードが出るなど、大西が慕われる理由について心当たりは多いようだ。「お年玉もくださって、コスメとかもくれたり…」と大西ファンっぷりを見せる三村に、メンバーからは「大西くんに似てきてるわ」という証言も。話し方や髪形などといった具体的なポイントが挙げられるなか、中山が「やっぱり好きだから、先輩の良いところを『盗もう盗もう』とすると寄っていくというか、良いところが吸収できるのかな」と結んだ。

場面は変わり、アクション修行編のクライマックスへ。正義と悪に分かれての本格的なアクションシーンを撮影していく。松浦・佐久間・鈴木がヒーローチーム、寺澤・鮫島・渡辺が悪の組織チームに分かれて3対3のバトルシーンを組み立てる。

アクションシーンではそれぞれのバトルが同時進行で進むため、1つでもズレれば全体がグダグダになってしまう。シビアな進行タイミングとリズム感が求められるシーン撮影だが、ヒーロー役の佐久間・鈴木にはもう1つ大事な役目が。敵のボスである鮫島に立ち向かう松浦は一度やられてしまうため、止めを刺される前に2人が協力して鮫島を押さえる演技が加わったのだ。

押さえるタイミングが遅れないよう、しっかり事前の話し合いと練習を重ねるJr.たち。「やられ方」にまで追求しつつ、Jr.たちの「@YUMA HOUSEヒーロー劇場」が始まった。地球征服を企む悪の組織に立ち向かうヒーローたちのアクションは一分の隙もなく見事に決まり、押さえ込むタイミングもバッチリ。身振り手振りも映像に映えるよう大きく鋭く、こなしてきた練習の成果が出ている。最後にはヒーローたちの必殺技「ハンバーグクラッシュ」でボス・鮫島を倒し、ヒーローたちの決めポーズでエンディングを迎えた。

拍手とともに中山から「ハンバーグクラッシュってなに?」というツッコミこそ入ったものの、Jr.たちは「めっちゃおもろいです」「悪役倒す爽快感ってコレなんだなぁ」と手ごたえを感じた様子。アクション系の仕事があれば挑戦したいと考えるなど、非常に有意義な回になったようだ。彼らが今後アクションの仕事に挑むときは、一段上の演技を見せてくれるかもしれない。