LiSA、“スパイダーマン”最新作主題歌に自信「めちゃめちゃピッタリじゃん!」出産後初の公の場

2023/06/13 20:56 配信

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映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」イベントにサプライズ登場したLiSA※ザテレビジョン撮影

歌手のLiSAが、6月13日に都内で開催された映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」豪華吹替声優舞台あいさつ付き試写会イベントにサプライズ登場。日本版声優の小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン役)、悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン役)、宮野真守(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役)、関智一(ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099役)と共に、本作のために書き下ろした日本語吹替版主題歌「REALiZE(リアライズ)」に込めた思い、映画の感想などを語った。

LiSA、出産後初の公の場で作品への思いを語る


同作品は「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018年、ディズニープラスで配信中)の続編。ピーター・パーカーの遺志を継いだマイルス・モラレスを主人公に、新たなスパイダーマンの誕生を描いたアニメーション映画で、スパイダーマンの歴史を変える物語として話題を呼んでいる「スパイダーマン」シリーズの最新作だ。

2023年4月に第一子を出産したことを報告してから初の公の場となったLiSA。これまでもさまざまな映画やドラマなどのタイアップソングを手掛けてきた彼女だが、ハリウッド映画の主題歌を担当するのはこれが初めて。

主題歌のオファーを受けた時の感想を、LiSAは「1作目の時は私も皆さんと同じように作品を楽しませていただいていた側だったので、今回グウェンが活躍するといううわさの本作に主題歌として関わらせていただけることができてとてもうれしいです」と笑顔で明かす。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」イベントに登場したLiSA、宮野真守、小野賢章、悠木碧、関智一(写真左から)※ザテレビジョン撮影

小野「スパイダーマンのスピーディーな感じとマッチ」


前作の「スパイダーマン:スパイダーバース」も見ていたというLiSAは「本当に過酷な運命を背負ったスパイダーマンが毎回登場するなと。前作ではマイルスがスパイダーマンとして自覚したときに強くなったなと感じました。“自分の使命”を自覚した瞬間にみんな強くなっていく。今回もいろんな運命を背負ったスパイダーマンが出てきますけど、みんながスパイダーマンとしていろんな運命を受け入れる、そして運命に抗っていく、自覚を持った時に強くなっていくのかなと思ったので、今回は『REALiZE』という楽曲を制作しました」と、楽曲に込めた思いを語った。

そして、実際にクレジットに自身の名前が記された日本語吹替版を見た感想を「めちゃめちゃうれしかったです。作品がとても素晴らしくて、笑ったり泣いたり、いろんな気持ちになるんですけど、“自分の運命を貫くぞ”という気持ちを持ったスパイダーマンがたくさん出てくる作品に自分の楽曲が流れた時、めちゃめちゃピッタリじゃん!って思って、とってもうれしかったです」と、作品とのマッチ具合に自信を見せていた。

そんなLiSAが歌う主題歌について、小野は「本当に格好良くて疾走感があって、スパイダーマンのスピーディーな感じとマッチしていて、(エンドロールの後)これからまた本編が始まるんじゃないかというワクワク感もありました」と絶賛し、悠木も「歌詞を文字ではまだ見られていないんですけど、この作品がすごく好きな人の歌詞だ!と思いました。エモくて最高です」と感激していた。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は、6月16日(金)より全国公開。

◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)

小野賢章※ザテレビジョン撮影