週刊ビッグコミックスピリッツで2020年まで連載されていたむつき潤の「バジーノイズ」(小学館刊)が、グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実と注目の若手女優・桜田ひよりのW主演で映画化されることが決定した。監督は、2022年末、日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こしたドラマ「silent」(フジテレビ系)でも監督を務めた風間太樹。本作は、2024年初夏の公開予定となっている。
現在、テレビドラマ「クールドジ男子」にも出演中の川西は映画初主演。川西が演じるのは、マンション管理人をしながら住み込みで1人暮らしをしている清澄。人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている。桜田演じる潮と出会ってしまったことによって変わっていく、静かな葛藤を続けるキャラクターとなっている。
風間監督と「silent」に続き2回目のタッグを組むことになった桜田が演じるのは、清澄の自宅マンションの上の階に住む女子、潮。毎日音漏れしていた清澄の音楽を秘かに楽しみにしていた彼女は、自身の失恋によって清澄と出会い、やがて「清澄の音楽を広める」と宣言、SNSに清澄の動画を発信していく。自分の気持ちに素直に生きるキャラクターとなっている。