倉科カナ“麻紀”が「私、疲れた…」と本音をポロリ…菊池風磨“蒼太”との距離がさらに離れていく<隣の男はよく食べる>

2023/06/15 12:30 配信

ドラマ レビュー

蒼太と沙織が一緒にいる現場を目撃…麻紀は思わず本音をこぼす


その後、出社した麻紀が同期の桜と話していたところ、篠原が神妙な面持ちで突然やって来た。何かを察した桜が席をはずすと、篠原は麻紀に向かって「大河内さん、僕は…」と真剣な顔で喋り始める。

しかし肝心なところで篠原は部下から話しかけられてしまい、最後まで言えないままその場をあとにする。改めて篠原から告白されると思った麻紀は、篠原が立ち去った後に「助かった~…」と安堵するのだった――。

それから仕事と買い物を終えた麻紀は、帰宅途中におしゃれな雰囲気のカフェを見つける。そして店の前で立ち止まって「蒼太くん興味あるかな、こういう店」と考えていると、偶然店内で楽しそうに話す蒼太と沙織の姿を目撃してしまう。さらに、沙織が取り出したてぬぐいを見て、麻紀は蒼太から渡されたプレゼントと色違いのものであることに気づく…。

その夜、蒼太と一緒に夕食を食べる麻紀は“また言及したら同じことの繰り返し…今度こそ本当のけんかになっちゃう”と思いつつも、我慢できずに「さっき一緒にいた人誰?」と尋ねてしまう。すると何食わぬ顔で「あぁ、沙織さん?ほら、町おこしの仕事一緒にやってる人だよ」と蒼太は答えるが、その言葉を聞いても麻紀は不安をぬぐい切れない様子。

そして麻紀の口からは「私、疲れた…」「蒼太くんにごはん作って待つの疲れた…」という本音がこぼれてしまう。それに対し、「麻紀ちゃん、俺のこと全然信用してくれない。正直に話してるのに、何でも疑った目で見るよね…」と言って悲しそうにする蒼太。

麻紀が何も言い返せずにいると、蒼太は「お互い、少し冷静になって考えようか」「距離…置こう」と提案し、麻紀も「そうだね」と同意するのだった。

篠原のまっすぐな言葉に麻紀も触発される


後日、麻紀が職場で仕事をしていると、篠原は「今夜時間あるかな?」と言って食事に誘ってくる。その夜レストランで夕食を共にすることになった麻紀は、篠原から改めて「大河内さんのことが…好きなんだ」とストレートに告白される。

「でも私は…」と戸惑う麻紀だったが、篠原はすかさず「分かってるよ。こんなこと言っても困らせるだけだってこと。でも、僕は自分が思ってたより大人じゃなかった。勝手だけど、どうしても気持ちを伝えときたかったんだ」と発言。

その言葉を聞いた麻紀は、「篠原さんはちゃんと大人です。しっかりと自分の気持ちに向き合って、相手の気持ちを気遣って、まっすぐな言葉で伝えてくださいます」と言い、「おかげで私もしっかりと自分の気持ちに向き合わなきゃいけないって思いました」と告げるのだった。

前向きな気持ちで進み出そうと心に決めた麻紀。しかし同話のラストシーンでは、麻紀と篠原、蒼太と沙織がそれぞれ一緒にいるところで鉢合わせてしまう…。

またもや修羅場を迎えた麻紀と蒼太は、再び親密な関係を築くことができるのだろうか。

◆文=ザテレビジョンドラマ部