映画「逆光の頃」の初日舞台あいさつが東京・新宿シネマカリテで行われ、高杉真宙、葵わかな、清水尋也、金子大地、そして小林啓一監督が登壇した。
「きょうは皆さん浴衣姿ということで、夏を届けに来ました。映画でも夏を感じて、これでも夏を感じていただけたらなと思います」(高杉)、「きょうは朝から皆さん見に来ていただいてどうもありがとうございます。浴衣で、京都っぽい感じ、上映後なので皆さんの気持ちが切れずに京都っぽい雰囲気で舞台あいさつできたらなと思います」(葵)。
「きょうは朝早くからお越しいただいてありがとうございます。完成披露の時もそうだったんですけど、無事こういった日を迎えられて本当にうれしい限りです」(清水)、「きょうは来てくださってありがとうございます。よろしくお願いします」(金子)、とそれぞれあいさつした。
撮影地・京都での思い出について高杉は「僕は割と時間があるときもあったので、観光地を巡ったりとか、京都の役の子だったので京都の町を散歩して、結構京都を感じて楽しんでいましたね。僕一番好きだったのは、単純に路地裏とかが好きで。そこにいるだけで京都の町というのがきれいで、ほかの地域とは違う雰囲気もありますし、それを感じて京都を楽しんで散歩していました」と満喫した様子。
葵は「撮影の年がちょうど本厄で9月に撮影に行ったとき八坂神社で厄払いをしました。9月で、ことしもあと数カ月で終わるなと、厄払いしなくてもいいかなと思ったんですけど、時間があったもので」と意外なエピソードを披露した。
主演として撮影に臨んだことについて高杉は「クランクインからクランクアップまでだいたい2年くらいかかっているので、ずっといたわけではないですけど、長い日を重ねて撮影したものがこうやって公開されるのはうれしいですね。自分が過ごしてきた京都の町で楽しんでいた感覚というのは、個人的にもありますし、撮影中にも青春している感じとかあるので、それを皆さん少しでも映画を見て感じていただけたらなと思います。この青春をお裾分けできたらと思います(笑)」と壮大な規模での撮影だったことを明かした。
また清水は「寒くて、撮影終わりに銭湯連れていってもらって、寒いもあるし、足の裏が痛いのもあるし。サウナには監督も一緒に行って。お風呂にも入って、裸の付き合いみたいな、男くさい感じで。真宙の裸見るの初めてだった…一言で言ったら“しなやか”でした(笑)」と語り、会場を笑わせた。
「大丈夫かよ」と苦笑する高杉からは最後に「『逆光の頃』、こうやって熱いメンバーがそろっております。僕は知っている方も多かったので楽しく撮影をさせていただいて、こんなふうに皆さんで舞台あいさつもできて、本当にうれしく思うので、たくさんの人に気持ちよく見てほしいなと思っています。本日はありがとうございました」と深々頭を下げた。
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