倉科カナ“麻紀”、菊池風磨“蒼太”を質問攻め…こぼれる不安に共感の声<隣の男はよく食べる>

2023/06/17 16:47 配信

ドラマ レビュー

麻紀のやるせない気持ちに共感の声続出


麻紀からの質問に対して「あぁ、沙織さん?」「ほら、町おこしの仕事一緒にやってる人だよ」と答えた蒼太。「じゃあ出張も一緒に行ったの?」と麻紀が尋ねると、蒼太は「うん。昔の上司で、最近アメリカから帰ってきて、起業したんだって」と何食わぬ顔で返答する。

“アメリカ”や“起業”などの言葉を聞いて、「住む世界が違う」と考える麻紀。その後も「その人と同じホテルに泊まったの?」と蒼太に質問し、蒼太も「うん。でも部屋は別々だよ」としっかり受け答えをするが、麻紀の表情は一向に晴れる気配がない。

そして、「蒼太くんが出張の間、私ずーっとごはん作って待ってた」「この前蒼太くんにひどい態度とっちゃったこと謝りたくて…謝って仲直りして、一緒にご飯食べたくて…でも全然連絡つかなくて…」などと蒼太へ告げる麻紀。

それを聞いた蒼太は「ごめんね」と謝るが、麻紀は「別に蒼太くんに頼まれたわけじゃない。私が勝手にやったことなんだけど、でも…何もしないでいられなくて…」と溢れ出した気持ちをそのまま伝え続ける。

ひたすら謝る蒼太だったが、ついに麻紀は「私、疲れた…」「蒼太くんにごはん作って待つの疲れた…」と本音がこぼれてしまう。それによって蒼太は、悲しそうな表情で「麻紀ちゃん、俺のこと全然信用してくれない。正直に話してるのに、何でも疑った目で見るよね…」と告げるのだった。

麻紀はその理由について、「10歳年上だという事実にずっと囚われているから」だと頭の中で考える。麻紀自身“それが間違い”だということは分かっているものの、蒼太を失いたくない気持ちと期待する怖さから、どうしても疑わずにはいられなかったのだ。

結局、何も言い返せずにいた麻紀は、蒼太から「お互い、少し冷静になって考えようか」「距離…置こう」と言われてしまい、麻紀も「そうだね」と了承するのだった――。

“蒼太を疑いたくないけど疑ってしまう”という麻紀の葛藤が描かれたシーンについて、ネット上では「麻紀ちゃんの気持ちめちゃくちゃ分かるなぁ。自分に自信がないと、不安な気持ちが抑えきれなくなるよね」「好きな人を疑うような発言は絶対しない方がいいって分かっていても、心の中にしまっておけなくなるのは結構よくある(笑)」など共感の声が寄せられている。

何かと疑いの目を向けてしまう麻紀だが、蒼太が好きだからこそ気になってしまうのかもしれない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部