テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)などで知られる福田雄一氏が脚本・監督を、人気俳優・山崎賢人が主演を務める映画「斉木楠雄のΨ難」(10月21日公開)のポスタービジュアルがこのほど完成した。
原作は麻生周一氏による人気コミックで、現在も週刊少年ジャンプで連載中。シリーズ累計発行部数500万部を超える異色のギャグコメディで、これまでゲーム、テレビアニメなど幅広く展開され、アニメはその人気ぶりから続編の制作も決定している。
生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して生活する斉木楠雄(山崎)は、平穏に暮らしたい思いとは裏腹に、ワケありクラスメートたちのせいでとんでもない事態に巻き込まれがち。映画では、毎年恒例の一大イベント・文化祭で楠雄に災難が次々と降りかかり、ついには地球滅亡の危機に立ち向かうことになってしまう――というストーリーが描かれる。
楠雄のほか、照橋心美(てるはし・ここみ)役で橋本環奈、燃堂力(ねんどう・りき)役で新井浩文、窪谷須亜蓮(くぼやす・あれん)役で賀来賢人、蝶野雨緑(ちょうの・うりょく)役でムロツヨシなど、個性的なキャラクターが脇を固める。完成したポスターは、仲間たちが楠雄の周囲を舞うという“カオス”なビジュアル。平穏に暮らしていたはずの楠雄が、なぜか地球滅亡の危機に巻き込まれていく様子を表現している。
そんな本作の起爆剤はやはり、キャスト同士の化学反応だ。福田監督は「普段は朴訥なツッコミをする楠雄が、環奈ちゃんが演じる照橋さんの妄想部分だけ崩れるんです。この部分は照橋さんも崩れるから、最初に環奈ちゃんにやってもらいました。彼女は『銀魂』でも一緒だったから、100%顔遊びができると思っていたので、それを見た(山崎)賢人くんは“あ、ここまでやっていいんだな”と認識できたんでしょうね。それからは手間いらず、です。僕が思っている3割増しぐらいでやってくれました」と明かす。
個性的な監督とキャスト陣の化学反応が注目の映画「斉木楠雄のΨ難」は10月21日公開。前売り券は7月14日(金)に発売する。
※山「崎」は正しくは「立さき」
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