福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第9話が6月18日に放送された。最終章前編となった本話だが、そのラストは衝撃的なものとなった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、全盲の人たらしFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件に挑む。1話完結の完全オリジナルストーリーとなる。
心太朗の甥で正義感が強い捜査一課の警部・護道泉を永瀬廉(King & Prince)、心太朗が室長を務める人材交流企画室の技術支援捜査官・吾妻ゆうきを今田美桜、捜査一課で検挙数トップのチームを率いる佐久良円花を吉田羊、心太朗の兄で泉の父親である護道京吾を上川隆也、心太朗と京吾の父で由緒正しい警察官僚の家系を守ってきた護道清二を寺尾聰が演じる。
第9話は、皆実の両親が殺され、心太朗の実父・鎌田(津田健次郎)が犯人となった41年前の事件の捜査を本格的に開始。その捜査に吾妻と共に泉も協力を申し出た。
調書から浮かび上がる疑問点。捜査により明らかになっていく事実。そこには、皆見家、鎌田家、護道家、そして泉の母であり、京吾の妻・汐里(森口瑤子)の実家、弓塚家が絡み合っていた。汐里の父・弓塚敏也(石橋蓮司)は政界のドンだ。
そんななか、皆実と心太朗が41年前の話を聞いた人物がその夜に不審死。しかし、弓塚の指示で事件ではなく事故とされてしまった。
そのことを京吾に問いただす泉。「その判断に正義はあるんですか?」。京吾の答えは「いい加減大人になりなさい。きれいごとだけじゃ警察官僚にはなれない」だった。
「俺は罪を見逃がしてまで上に立とうなんて思いません!」と叫んだものの、母も傷つけることになると言われて、やりきれない思いを抱える。だが、汐里は「あなたはあなたの筋を通しなさい」と告げた。
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