高橋文哉、バレー部キャプテン務めた中学時代回顧 経験交えて女子高校生にアドバイス

2023/06/20 18:45 配信

映画 会見

映画「交換ウソ日記」特別課外授業に登壇した高橋文哉撮影:大野代樹

映画「交換ウソ日記」(7月7日[金]公開)の特別課外授業が6月20日、東京・江東区の中村中学校・高等学校にて開催。俳優の高橋文哉桜田ひよりがサプライズで登壇し、生徒の悩みに答える場面があった。

生徒420人の大歓声に笑顔


同名小説を実写化した同作品は、ある勘違いから始まった交換日記を軸に巻き起こる切ない“すれ違いラブストーリー”。学校一のモテ男・瀬戸山潤を、恋愛映画初主演となる高橋、空気を読みすぎてしまう不器用な女子高校生・黒田希美を、恋愛映画のヒロイン初挑戦の桜田が演じている。

女子生徒420人の歓声に包まれて登場した高橋は「これだけ騒いでくれたら安心して出られます」とにっこり。桜田も「何を言っても『キャー』って言われるので、めちゃくちゃうれしいです!」と笑顔を見せた。

高校卒業時は先生に手紙をプレゼント


また、同イベントでは生徒たちに事前に実施したアンケートを基に、二人が生徒の悩みに答える場面も。

「好きな先生との別れが寂しい」という悩みに、高橋は「僕も高校3年で卒業する時は寂しかったので、クラスメイトたちと『最後に向かって何か成し遂げよう』ってことで何か作ったり、小さい手紙とお菓子を先生たちにあげました。僕が卒業後(高校に)行った時、先生から『あの時うれしかった』と言ってもらったので、ぜひ参考になれば」とアドバイスする。

さらに、「バレーボール部を引退することになり悲しい」といった悩みを持つ生徒に対しては「僕もバレーボールをやっていました。中学生の時の引退試合ではキャプテンをやっていたんですけど、相手がマッチポイントでサーブが回ってきたら緊張感に負けてミスってしまったんです。その時のことが2、3年くらい夢に出てくることがあったんですけど、部活ってそれくらい熱量込めてやっていて、青春をかけていることの一つだと思います」と自身のエピソードを披露。

「今はぽかっと穴が空いているかもしれないけど、いつか『あの瞬間に救われたな』って思う悩みごとにぶち当たることが必ずあると思うので、その時はぜひ仲間や先生を思い浮かべて、また一歩進んでほしいなと思います」と言葉を送り、生徒を勇気づけていた。

◆取材・文=大野代樹

高橋文哉、桜田ひより撮影:大野代樹