――上白石萌歌さんとの初共演について、いかがですか?
初めて会ったのが、上白石さんが他の作品を撮影しているときだったのですが、そんな忙しい時期にもかかわらず、本読みも台本を持たずに立ち稽古をし、英子というキャラクターを捉えるために努力している姿が印象的でした。考え方や作品に対する姿勢を見て、上白石さんの覚悟をすごく感じました。年齢とか性別とか関係なく、努力している方はすごくすてきですし、そんな方とご一緒できるのは率直にうれしいです。初めての共演だといろいろと遠慮してしまうこともあると思いますが、孔明と英子は一緒にいる時間が多いので、これから撮影していく上で、しっかりコミュニケーションを取っていきたいと思っています。
――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
このドラマは、ヒップホップやラップ、王道のバラードなど、さまざまなジャンルの音楽が出てくる作品で、何曲か音源を聴かせていただきましたが、どの楽曲もクオリティーが高く、すごかったです。僕自身、今まで何本か音楽作品に携わらせていただいたことがありますが、今回のような多ジャンルの音楽が出てくる作品は珍しく、一つ一つの音楽が一級品で、聴いても見ても楽しい作品になっていると思います。また、音楽部分だけでなく、イマドキの女の子・英子と歴史上の人物・孔明が共存する違和感も楽しんでいただきたいです。孔明は芯のある人物なので、少し自信のない英子をどういう風に変えていくのか。そして、英子が周囲に頼りながらも、何とか突破口を見いだし、成長していく姿は、見てくださる皆さんの心にも刺さる作品になっていると思います。放送を楽しみにしていてください!
――月見英子(上白石萌歌)のキャスティングについて
ドラマを楽しんでくださる方に、英子のファンになっていただきたかったので、この役は誰もが応援したいと思える方に演じていただきたいと思っておりました。さらに孔明が一目ぼれする歌声の持ち主、歌唱シーンに説得力を与えてくれる人を探しており、上白石萌歌さんに出会いました。英子の大事なポイントは、雲の上の存在ではなく、歌手になるという夢を持っているものの、それをどう実現したらいいのか迷ったりする等身大の悩みを投影できる部分だと考え、親しみやすさと説得力の両方を併せ持つ上白石さんにオファーさせていただきました。この三国志海原の中で唯一のツッコミ役! 孔明にみせる元気なツッコミにもご注目いただきたいです!
――視聴者の皆さんへメッセージ
生きてきた時代が全く違う孔明と英子が、最強のタッグを組みます! 英子の夢が孔明の夢になり、実現に向かっていくサクセスストーリーは、毎週見ていて晴れやかな気持ちになり、元気をもらえるドラマにできたらいいなと思っています。上白石さんが歌唱する、すてきなアーティスト陣が書き下ろしてくださった楽曲も早く皆さまに聴いていただきたいです!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)