コロナ禍以降、長らく続いていた“規模縮小”などの制限が緩和され、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催。まだ少し先だが、夏休みシーズンには「ワンダーフェスティバル2023[夏]」や「世界コスプレサミット2023」「コミックマーケット102」といった大型イベントも続々開催予定で、コスプレ文化のさらなる盛り上がりに期待が高まる。WEBザテレビジョンでは、それらに先駆けて都内で行われた各種イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
友達と“併せ”をしたくて、自作で用意した衣装になります。こだわったのは各所に散りばめたガラスの装飾です。もともとは透明の素材だったんですけど、コピックで塗って、いい感じに仕上げました。ガラスなのでかなり重いんですけど、この素材ならではの輝きを取り入れたかったので、頑張って着こなしています。(「ラブライブ!」絢瀬絵里/黒ノ森聖さん)
髪形が特徴的なキャラクターなので、その再現にこだわりました。それと衣装そのものは既製品ですが、ブーツや髪飾り、ピアスなどは自作で用意したものになります。細かい箇所の造形にもこだわっているので、そういった部分にも注目してもらえるとうれしいです。(「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」優木せつ菜/トキワさん)
本稿で紹介しているのは、サンシャインシティを中心に東京・池袋の東口エリアで実施されたコスプレイベント「Ultra acosta!」で見つけたコスプレイヤー。屋内外での写真撮影が楽しめる他、同人即売会「acosta!マルシェ」も同時に開催された同イベントには、魅力的なコスプレイヤーが大勢参加。会場は大盛り上がりとなっていた。
そんな「Ultra acosta!」に続き、前述のとおり今後も「ワンダーフェスティバル2023[夏]」(7月30日、幕張メッセにて開催)、「世界コスプレサミット2023」(8月4~6日、愛知・名古屋 オアシス21など)、「コミックマーケット102」(8月12日・13日、東京ビッグサイト)など、コスプレが楽しめるイベントは多数控えているので、気になる方は会場まで足を運び、その盛り上がりを直に体感してみてはいかがだろう。
◆取材・文=ソムタム田井