奈緒が主演を務める木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第11話が6月22日に放送され、最終回を迎えた。離婚後のみち(奈緒)の人生の選択は、視聴者にさまざまな思いをもたらした。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、2017年から漫画雑誌「漫画アクション」にて連載をスタートし、2018年には電子書籍「めちゃコミック」の年間ランキング1位を獲得したハルノ晴の同名コミックが原作。セックスレスをテーマに、問題を抱える2組の夫婦が出会うことで崩れていく夫婦関係や複雑にもつれていく関係を描く禁断の恋愛ドラマとなる。
主人公で建設会社の営業課で働く32歳の吉野みちを奈緒、その夫でカフェの雇われ店長をしている陽一を永山瑛太、みちの会社の上司だった新名誠を岩田剛典、その妻でファッション誌の副編集長の楓を田中みな実が演じる。
最終回は、吉野夫婦、新名夫婦ともに離婚をした2カ月後からスタート。新名を呼び出した陽一は、みちと新名が付き合っていないことを知る。陽一は「みちは誰かがそばにいて見ててあげなきゃダメなんじゃないの」と言うが、新名は「みちさんは1人で生きていますよ」と返すのだった。
そのみち自身は、1人で生きていく決意はしているものの、実際には不便さや寂しさも感じていた。
それから9カ月後。みちは仕事に奮闘し、転職して別会社にいる新名に昇進のための勉強を引き続き教えてもらってもいた。その新名から陽一が独立を考えていることを聞き、気になって陽一の店を訪れた。
みちは新名のことは陽一には黙っていたのだが、陽一が知っていたことに驚いたのだ。「俺を傷つけないためでしょ」と理解を示した陽一に、「そんなの無理なのにね」とみち。陽一は「みちを傷つけたいなんて一度も思ったことなかった。だけど…みちを傷つけることより、自分が傷つく方が怖かった」と明かし、みちも同意した。
2人とも他に救いを求めた。「ずるいな、俺たちは」とつぶやく陽一。
本当の気持ちを打ち明けあったみちと陽一は、飲みの流れでみちも暮らした陽一の部屋へ。そこで影絵で夫婦だったときのことをネタにして笑い合い、キス寸前で我に返ったみちは自分の家に帰宅した。
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