7月7日に都内で、2016年に上演された舞台「HAUNTED HOUSE」のDVD発売記念イベントが行われ、鈴井貴之と藤村忠寿が登場。同作品や7月19日(水)からスタートする新作舞台「天国への階段」について、トークを繰り広げた。
イベントが始まり、マイクを渡された鈴井が「僕ら今、稽古をやってるから肉声でも大丈夫ですけどね」とトークを始めると、藤村は「全然大丈夫!」と言いながらも「先週は声枯れましたけどね」と告白。すると、鈴井は「(「水曜どうでしょう」[HTB]の)DVDの副音声の収録で会ったときに、『もう声枯れてるの!?』って大泉(洋)に説教されてるんですよ(笑)」と、大泉洋とのエピソードを明かした。
「HAUNTED HOUSE」は鈴井によるプロジェクト「OOPARTS(Out Of Place ARTiSt)」による舞台で、さびれたお化け屋敷がテーマ。渡辺いっけいやTEAM NACSの森崎博之らが出演し、渡辺の電話がきっかけで初日前夜に演出が加わることもあったようで、「『行ける人だけご飯行こうか』みたいな感じで飲んでいたら、いっけいさんが『(物語が始まる)前段階でどれだけこのお化け屋敷がだめなのかを知っておきたい』という意見を聞いたらしくて、『どうにかなりませんかね?』って電話がきたんです。『俺らは(お化けの)ふん装してるから、客席に出たら絶対に笑われるに決まってる。それをやってみようと思うんだけど、どうでしょうか?』ってその場にいるみんなに提案したら、『それいいね』って」(鈴井)と、演出が加わった裏話も披露された。
一方、7月19日(水)から始まるOOPARTSの新作「天国への階段」については、藤村が「キャスト知らねーよ」と、渡辺や森崎らが出演した前作に比べて出演者の知名度が低いと一言。だが、鈴井は「僕なりの反撃ですよね。見た人が『“OOPARTS”ってブランドが面白いんだ』って言ってくれるという。それは『水曜どうでしょう』もそうですよね」、「アメリカのドラマとかって、出てるキャストに初めて見る役者が多いじゃないですか。でも、物語にみんな入り込んでいって。それが本当じゃないかなって思うんですよね。やっぱり、そういうものを目指したい」と、思いを力説。
そして、イベントの最後にはファンの間でさまざまな憶測が飛び交っている「水曜どうでしょう」の新作に触れ、藤村が「ロケはやってます」と明言。放送日は未定としながらも、鈴井も「正月明けからやってます。舞台が終わったら、またやります」と、ロケが続いていることを明かした。
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