物腰柔らかで真面目で優しいご主人に惹かれて結婚した、漫画家の彩原ゆずさん。2人はお互いを支え合って過ごす毎日を過ごしていましたが、平穏な生活がある時大きく変化します。職場のストレスで、ある時からふさぎ込むようになった夫。厳しい上司のもと仕事が忙しく、家に帰ってからも残業をする生活が続き、ご主人は双極性障害(ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す病気※厚生労働省)を発症。そんな夫を支えようと奮闘していた妻のゆずさんも、次第に心と体に不調が現れ始めていきます。夫婦で病と闘う日々をどう乗り越えていくのか、そして二人が選んだ結末とは…?
夫婦で病と闘う日々を乗り越えていく実話を描く彩原ゆずさんのコミックエッセイ『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』。この連載は本作よりエピソードを一部抜粋。全17回でお届けします。今回は第12話。浪費と口論を繰り返す夫。この時は病気と気づかず妻は苦しみを募らせます。
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